排気はいきガス空そらの下した 兎うさぎの飛とばない月つき
赤あか錆さびた鉄塔てっとうに 青春せいしゅんはぶら下さがり
つまらない僕ぼくを 見みているんだ
洛陽らくようの彼方かなたには 親指おやゆびしゃぶりながら
輝かがやく瞳ひとみをした 青臭あおくさい僕ぼくがいる
煌きらめいた夢ゆめは やぶれかぶれ
陽炎かげろうの現在いまは ゆらゆら
青年せいねん、僕ぼくらが夢見ゆめみたものは 幾千いくせんの夜よるを越こえて
地平線ちへいせんの淵ふち消きえていった
胸むねに 溢あふれんばかりの感情かんじょう 期待きたいを抱かかえて笑わらう
あの日ひの僕ぼくを乗のせ
赤茶あかちゃけた心臓しんぞうの 隅すみっこ体育たいいく座すわり
「今いま」発はつ「希望きぼう」行ゆきの 列車れっしゃを待まち続つづけて
机つくえの中なかから メカの猫ねこは
また来こないようで いらいら
青年せいねん、僕ぼくらが描えがいたものは 画用紙がようしの中なかで
きっと 描えがいたものは変かわってった
戦たたかう君きみを誰だれかが笑わらうと 誰だれかが歌うたった
僕ぼくは戦たたかってたっけな
甘あまい絵空事えそらごとも しょっぱい昨日きのうも
溜息ためいきふくらませ ふわふわ 飛とばそう
青年せいねん、夢ゆめに破やぶれた青年せいねん
知しってるか?夢ゆめは夢ゆめで所詮しょせんいつかは目覚めざめるもんさ
胸むねに 溢あふれんばかりの感情かんじょう 不安ふあんを抱かかえて嘆なげく
君きみは間違まちがいじゃない
青年せいねん、夢ゆめなき夢ゆめ追おい人びとよ
辛つらく幸しあわせな明日あすを いつか笑わらえるように
排気haikiガスgasu空soraのno下shita 兎usagiのno飛toばないbanai月tsuki
赤aka錆saびたbita鉄塔tettouにni 青春seisyunはぶらhabura下saがりgari
つまらないtsumaranai僕bokuをwo 見miているんだteirunda
洛陽rakuyouのno彼方kanataにはniha 親指oyayubiしゃぶりながらsyaburinagara
輝kagayaくku瞳hitomiをしたwoshita 青臭aokusaいi僕bokuがいるgairu
煌kiraめいたmeita夢yumeはha やぶれかぶれyaburekabure
陽炎kagerouのno現在imaはha ゆらゆらyurayura
青年seinen、僕bokuらがraga夢見yumemiたものはtamonoha 幾千ikusenのno夜yoruをwo越koえてete
地平線chiheisenのno淵fuchi消kiえていったeteitta
胸muneにni 溢afuれんばかりのrenbakarino感情kanjou 期待kitaiをwo抱kakaえてete笑waraうu
あのano日hiのno僕bokuをwo乗noせse
赤茶akachaけたketa心臓shinzouのno 隅sumiっこkko体育taiiku座suwaりri
「今ima」発hatsu「希望kibou」行yukiのno 列車ressyaをwo待maちchi続tsuduけてkete
机tsukueのno中nakaからkara メカmekaのno猫nekoはha
またmata来koないようでnaiyoude いらいらiraira
青年seinen、僕bokuらがraga描egaいたものはitamonoha 画用紙gayoushiのno中nakaでde
きっとkitto 描egaいたものはitamonoha変kaわってったwattetta
戦tatakaうu君kimiをwo誰dareかがkaga笑waraうとuto 誰dareかがkaga歌utaったtta
僕bokuはha戦tatakaってたっけなttetakkena
甘amaいi絵空事esoragotoもmo しょっぱいsyoppai昨日kinouもmo
溜息tameikiふくらませfukuramase ふわふわfuwafuwa 飛toばそうbasou
青年seinen、夢yumeにni破yabuれたreta青年seinen
知shiってるかtteruka?夢yumeはha夢yumeでde所詮syosenいつかはitsukaha目覚mezaめるもんさmerumonsa
胸muneにni 溢afuれんばかりのrenbakarino感情kanjou 不安fuanをwo抱kakaえてete嘆nageくku
君kimiはha間違machigaいじゃないijanai
青年seinen、夢yumeなきnaki夢yume追oいi人bitoよyo
辛tsuraくku幸shiawaせなsena明日asuをwo いつかitsuka笑waraえるようにeruyouni