還らざる戦友 歌詞 鶴田浩二 ふりがな付

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よみ:かえらざるせんゆう

還らざる戦友 歌詞

鶴田浩二

2015.8.19 リリース
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たたかんで 三十さんじゅうねん
やっとれたぞ 戦友せんゆう
しろ夏雲なつぐも あおうみ
波間なみまった特攻機とっこうき 特攻機とっこうき

みどりしずかな シャングルに
ひときわたかい パイプざん
激戦げきせんあと そのままに
赤肌あかはだせてそそりつ そそり

噴煙ふんえんあげる 天山てんざん
おかしずまる 慰霊碑いれいひ
故郷くにからはこんだ 水筒すいとう
みずをそそいでおれおれ

える日差ひざしと この地熱ちねつ
きてる希望のぞみは ないけれど
どこかにひそむか わが戦友とも
はやいにいに

ひるなおくら密林みつりん
おくつけた ごうひとつ
びた食器しょっき弾薬だんやく
なか白骨はっこつよこたわる よこたわる

ああ玉砕ぎょくさい硫黄島いおうとう
どんなに祖国そこくこいかしろ
さくらはな手向たむけては
言葉ことばもなくてただなみだ ただなみだ

還らざる戦友 / 鶴田浩二 の歌詞へのレビュー

男性

馬骨

2022/10/01 03:07

闘い済んで30年やっと来れたぞ戦友よ、白い夏雲蒼い海波間に散った特攻機特攻機・・噴煙上げる天山の、丘に鎮まる慰霊碑に、故郷から運んだ水筒の、水を注いで俺は泣く・・・戦争がいけないことは当然であるが、学徒出陣で海軍航空隊に取られ、戦死した人を目の当たりにした鶴田浩二にしてみれば、戦友が亡くなった記憶を消すことは出来ないであろう、鎮魂の旅は終生続く歴史事実の旅で、平和論議とは別ものである・・・

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曲名:還らざる戦友 歌手:鶴田浩二