電車でんしゃを乗のり継ついで君きみと海うみに行いったのは
夏なつも終おわりに近ちかづいたいつかの昼下ひるさがり
踏切ふみきりを渡わたって防波堤ぼうはていがみえてくると
地元じもとの子供達こどもたちの声こえと潮騒しおさいが聞きこえてきた
波間なみまに揺ゆれている銀色ぎんいろの道みち
遙はるか向むこうの空そら 鳥とりが横切よこぎってゆく
あの時とき君きみに何なにか言いおうとしてみたんだけれど
わずかな命いのちを焦こがしてる蝉せみの声こえにじゃまされた
太陽たいようが傾かたむくまで君きみは波なみと戯たわむれてた
細ほそい君きみの後うしろ姿すがたをテトラポッドから見みてた
仕事しごと終おえた船ふねが帰かえってゆくよ
子供こどもたちの声こえもどこかに消きえてった
あの時ときの風景ふうけいを永遠えいえんのフレームにおさめて
僕ぼくはただひたすら時ときが止とまることを願ねがってた
海うみは何なにも言いわないで 僕達ぼくたちを見守みまもっていた
電車densyaをwo乗noりri継tsuいでide君kimiとto海umiにni行iったのはttanoha
夏natsuもmo終oわりにwarini近chikaづいたいつかのduitaitsukano昼下hirusaがりgari
踏切fumikiriをwo渡wataってtte防波堤bouhateiがみえてくるとgamietekuruto
地元jimotoのno子供達kodomotachiのno声koeとto潮騒shiosaiがga聞kiこえてきたkoetekita
波間namimaにni揺yuれているreteiru銀色giniroのno道michi
遙haruかka向muこうのkouno空sora 鳥toriがga横切yokogiってゆくtteyuku
あのano時toki君kimiにni何naniかka言iおうとしてみたんだけれどoutoshitemitandakeredo
わずかなwazukana命inochiをwo焦koがしてるgashiteru蝉semiのno声koeにじゃまされたnijamasareta
太陽taiyouがga傾katamuくまでkumade君kimiはha波namiとto戯tawamuれてたreteta
細hosoいi君kimiのno後ushiろro姿sugataをwoテトラポッドtetorapoddoからkara見miてたteta
仕事shigoto終oえたeta船funeがga帰kaeってゆくよtteyukuyo
子供kodomoたちのtachino声koeもどこかにmodokokani消kiえてったetetta
あのano時tokiのno風景fuukeiをwo永遠eienのnoフレfureームmuにおさめてniosamete
僕bokuはただひたすらhatadahitasura時tokiがga止toまることをmarukotowo願negaってたtteta
海umiはha何naniもmo言iわないでwanaide 僕達bokutachiをwo見守mimamoっていたtteita