よみ:つまをこうるうた
「妻を恋うる唄」の歌詞
- フランク永井
- 1998.11.6 リリース
- 作詞
- 岩谷時子
- 作曲
- 吉田正
友情
感動
恋愛
元気
結果
- 文字サイズ
- ふりがな
いつでも荒あれた 手てをしていたね
エプロンの端はし まさぐりながら
首くびをかしげて笑わらうのが
朝あさのお前まえの癖くせだった
送おくってくれる人ひともなく
毎朝まいあさ勤つとめに行いく僕ぼくを
お前まえはどこで見みてるんだ
僕ぼくの声こえさえ届とどかない
空そらへ昇のぼっていったきり
お前まえは帰かえって来こないのか
お前まえは帰かえって来こないのか
お前まえの髪かみの匂においがするよ
ひとつの櫛くしを ふたりで使つかう
これが貧まずしい僕達ぼくたちの
いつもしてきた癖くせだった
曇くもった鏡かがみふきながら
涙なみだこぼしている僕ぼくを
忘わすれてどこへ行いったんだ
僕ぼくの眼めにさえ届とどかない
雲くものかなたへ行いったきり
お前まえは帰かえって来こないのか
お前まえは帰かえって来こないのか
昨夜さくやは 雨あめが降ふりつづいたよ
巣すを失うしなった 小鳥ことりのように
あてもないのに外そとへ出でる
雨あめの降ふる日ひの癖くせだった
黙だまって肩かたをしめらせて
送おくりどころのない愛あいを
ひとりで夜よるに捨すてるんだ
あつい想おもいも届とどかない
とおいところへ 行いったきり
お前まえは帰かえって来こないのか
お前まえは帰かえって来こないのか
エプロンの端はし まさぐりながら
首くびをかしげて笑わらうのが
朝あさのお前まえの癖くせだった
送おくってくれる人ひともなく
毎朝まいあさ勤つとめに行いく僕ぼくを
お前まえはどこで見みてるんだ
僕ぼくの声こえさえ届とどかない
空そらへ昇のぼっていったきり
お前まえは帰かえって来こないのか
お前まえは帰かえって来こないのか
お前まえの髪かみの匂においがするよ
ひとつの櫛くしを ふたりで使つかう
これが貧まずしい僕達ぼくたちの
いつもしてきた癖くせだった
曇くもった鏡かがみふきながら
涙なみだこぼしている僕ぼくを
忘わすれてどこへ行いったんだ
僕ぼくの眼めにさえ届とどかない
雲くものかなたへ行いったきり
お前まえは帰かえって来こないのか
お前まえは帰かえって来こないのか
昨夜さくやは 雨あめが降ふりつづいたよ
巣すを失うしなった 小鳥ことりのように
あてもないのに外そとへ出でる
雨あめの降ふる日ひの癖くせだった
黙だまって肩かたをしめらせて
送おくりどころのない愛あいを
ひとりで夜よるに捨すてるんだ
あつい想おもいも届とどかない
とおいところへ 行いったきり
お前まえは帰かえって来こないのか
お前まえは帰かえって来こないのか