弥太郎笠 歌詞
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誰だれがきせたか 三度笠さんどがさ
いいじゃないかえ 一いっ天地てんち六ろく
狭せまい身巾みはばの 旅たびがらす
惚ほれちゃいけない 我慢がまんをおしな
惚ほれりゃ相手あいてを つらくする
なまじ小意気こいきに 別わかれたせいか
野菊のぎく見みてさえ おもい出だす
草くさは一秋ひとあき 人ひと一生いっしょうの
ままよ短みじかい この命いのち
張はるも意地いじなら 勝目かちめの背せなに
なぜに淋さみしい 山やまの鐘かね
馬骨
2023/02/05 14:53
1950年(昭和25年)新東宝映画弥太郎笠の主題歌で佐伯孝夫作詞、佐々木俊一作曲の歌である・・映画の内容は来ていない人もあるので割愛する・・「や」の字育ちの弥太郎に誰が着せたか三度笠、いいじゃないかえ、一天六地(ささいなこと)狭い身幅の旅がらす・・惚れちゃいけない惚れりゃ相手を辛くする、なまじ小粋に別れたせいか、野菊みてさへ思い出す・・草は人秋一生の短い命、張るも意地なら、勝ち目の背に、何故に淋しい山の鐘・・良く分かります・・