暮くれる雨あめの上海しゃんはいや
熟うれた女おんなの髪かみの飾かざりは
俺おれの夜よるを焚たきつけて
寝返ねがえりの果はては
非常線ひじょうせんを網あみ渡わたるのさ
珠玉しゅぎょくの街まちはうわ言ごとが星ほしを呑のみ込こみ
微笑わらうだけの修道女しすたー 薄情はくじょうなブラザー
あの風かぜを 誰だれも見みちゃないさ
それは奈落ならくの魔法まほうさ
肥こえた蜜みつ屋やの振ふる舞まう市場いちばさ
俺おれは傘かさを欠かいたまま
在あるだけの噂うわさを買かい占しめ
夜更よふけに挑いどむ
珠玉しゅぎょくの街まちで何なにをまだ俺おれはためらう
慣なれない味あじのマスタード効きかせてくれ
馬鹿ばかはよせ「ドコカラキタ?」なんて
貪むさぼった むせ返かえした
影法師かげぼうしと笑わらった
開あけた 朝あさだ 占うらないも変かわるだろう
日ひの出でを見みとどけて それで帰かえるさ
珠玉しゅぎょくの街まちはサヨナラに耳みみを貸かさない
乗のり入いれた船ふねに花火はなびを上あげ 手てを叩たたく赤あかい靴くつ
燃もえる珠玉しゅぎょくの街まちさ 歌うたに乗のせ人ひとを呼よび込こむ
錆さびついてく切きり札ふだ 熱ねつを持もてば
また悪わるい風邪かぜを引ひきそうさ
暮kuれるreru雨ameのno上海syanhaiやya
熟uれたreta女onnaのno髪kamiのno飾kazaりはriha
俺oreのno夜yoruをwo焚taきつけてkitsukete
寝返negaeりのrino果haてはteha
非常線hijousenをwo網ami渡wataるのさrunosa
珠玉syugyokuのno街machiはうわhauwa言gotoがga星hoshiをwo呑noみmi込koみmi
微笑waraうだけのudakeno修道女shisutâ 薄情hakujouなnaブラザburazaー
あのano風kazeをwo 誰dareもmo見miちゃないさchanaisa
それはsoreha奈落narakuのno魔法mahouさsa
肥koえたeta蜜mitsu屋yaのno振fuるru舞maうu市場ichibaさsa
俺oreはha傘kasaをwo欠kaいたままitamama
在aるだけのrudakeno噂uwasaをwo買kaいi占shiめme
夜更yofuけにkeni挑idoむmu
珠玉syugyokuのno街machiでde何naniをまだwomada俺oreはためらうhatamerau
慣naれないrenai味ajiのnoマスタmasutaードdo効kiかせてくれkasetekure
馬鹿bakaはよせhayose「ドコカラキタdokokarakita?」なんてnante
貪musaboったtta むせmuse返kaeしたshita
影法師kageboushiとto笑waraったtta
開aけたketa 朝asaだda 占uranaいもimo変kaわるだろうwarudarou
日hiのno出deをwo見miとどけてtodokete それでsorede帰kaeるさrusa
珠玉syugyokuのno街machiはhaサヨナラsayonaraにni耳mimiをwo貸kaさないsanai
乗noりri入iれたreta船funeにni花火hanabiをwo上aげge 手teをwo叩tataくku赤akaいi靴kutsu
燃moえるeru珠玉syugyokuのno街machiさsa 歌utaにni乗noせse人hitoをwo呼yoびbi込koむmu
錆saびついてくbitsuiteku切kiりri札fuda 熱netsuをwo持moてばteba
またmata悪waruいi風邪kazeをwo引hiきそうさkisousa