私を忘れる頃 歌詞 松任谷由実 ふりがな付

宵よいの明星みょうじょう ふう手てが届とどきそう
ふりむけば すっかり青あおい夜よる
コンビナートが ああ煌きらめいていた
遥はるかなふもとに

別わかれの言葉ことば ふう投なげかけたとき
まわりじゅう ぼやけて海うみの中なか
耳みみを切きるように ああ風かぜが鳴なってた
真冬まふゆの展望台てんぼうだい

口くちに出だしてはだめよ
見みつけた流ながれ星ぼし
遠とおく離はなれても 遠とおく離はなれても
ずっと元気げんきでいて

煙草たばこの先さきが ふうときどき紅あかく灯ともるたび
照てらされる横顔よこがお
してあげたくて ああできないことが
たくさん まだあるのに

あなたに のぞまれても
捨すてられなかった夢ゆめ
やがて許ゆるしてね いつか許ゆるしてね
私わたしを忘わすれる頃ころ

宵よいの明星みょうじょう ふうどこへ行いったの
満天まんてんの銀河ぎんがに埋うずもれて
しばらくしたら ああライトをつけて
カーヴを下くだってゆきましょう