われは海の子 歌詞
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さわぐいそべの松原まつばらに
煙けむりたなびくとまやこそ
我わがなつかしき住家すみかなれ
生うまれてしおに浴ゆあみして
浪なみを子守こもりの歌うたと聞きき
千里せんり寄よせくる海うみの気けを
吸すいてわらべとなりにけり
高たかく鼻はなつくいその香かに
不断ふだんの花はなのかおりあり
なぎさの松まつに吹ふく風かぜを
いみじき楽がくと我われは聞きく
馬骨
2022/12/01 14:09
文部省唱歌となっているが文部省が懸賞募集し採用された鹿児島の宮原晃一郎の詩である1914年(大正3年)尋常小学6年用として載せられた・・明治後期の詩人の歌で文語体が混じるので分かりにくい所もあろうかとも思うが今でいうヒット曲で優秀な曲である・・とまや(茅葺屋根)ゆあみ(産湯につかる)ふだんのはな(不断の花、不断桜等一年を通して咲く花)・・そこらへんは何となく通り過ぎてもこの歌の「我は海の子」の雄大さは分る名曲である・・
ああか
2020/07/20 13:50
いい歌