汽笛きてきがなるの ポーってなるの
それであなたが イカリを巻まくの
今度こんどこそはと 思おもったけれど
けれどやっぱり 振ふり向むかないで
涙なみだばかりを 置おいてゆくの
みんながいうの 馬鹿ばかだっていうの
あんな男おとこは ダメっていうの
のめば殊更ことさら くだまくけれど
けれどその眼めの 淋さびしさだけは
好すきでなければ わからない
カモメが泣なくの 辛つらいって泣なくの
それで波止場はとばに 夜霧よぎりがふるの
いつもだまして 出でてゆくけれど
けれどやっぱり 信しんじて待まつわ
あたしひとりの ひとだもの
汽笛kitekiがなるのganaruno ポpoーってなるのttenaruno
それであなたがsoredeanataga イカリikariをwo巻maくのkuno
今度kondoこそはとkosohato 思omoったけれどttakeredo
けれどやっぱりkeredoyappari 振fuりri向muかないでkanaide
涙namidaばかりをbakariwo 置oいてゆくのiteyukuno
みんながいうのminnagaiuno 馬鹿bakaだっていうのdatteiuno
あんなanna男otokoはha ダメdameっていうのtteiuno
のめばnomeba殊更kotosara くだまくけれどkudamakukeredo
けれどそのkeredosono眼meのno 淋sabiしさだけはshisadakeha
好suきでなければkidenakereba わからないwakaranai
カモメkamomeがga泣naくのkuno 辛tsuraいってitte泣naくのkuno
それでsorede波止場hatobaにni 夜霧yogiriがふるのgafuruno
いつもだましてitsumodamashite 出deてゆくけれどteyukukeredo
けれどやっぱりkeredoyappari 信shinじてjite待maつわtsuwa
あたしひとりのatashihitorino ひとだものhitodamono