緑の町に舞い降りて 歌詞 松任谷由実 ふりがな付

輝かがやく五月ごがつの草原そうげんを
さざ波なみはるかに渡わたってゆく
飛行機ひこうきの影かげと雲くもの影かげ
山やますそかけおりる
着陸ちゃくりくま近ぢかのイヤホーンが
お天気てんき知しらせるささやき
MORIOKAというその響ひびきが
ロシア語ごみたいだった

三みつ編あみの髪かみをほどいてごらん
タラップの風かぜが肩かたにあつまる
もしも もしもこの季節きせつ
たずね来くればきっとわかるはず
あなたが気きになりだしてから
世界せかいが息いきづいてる

銀河ぎんがの童話どうわを読よみかけて
まどろみ 心こころははばたく
あてもなく歩あるくこの町まちも
去さる日ひは涙なみだがでるわ

セロファンのような午後ごごの太陽たいよう
綾あやとる川面かわもをゆっくり越こえて
いつか いつかこの季節きせつ
たずね来くればきっとわかるはず
誰だれかが気きになりだしてから
世界せかいが息いきづいてる
新あたらしい笑顔えがおお土産みやげに誰だれかのもとへ帰かえる