泣ないてかけてゆけばそこに きらめく海原うなばら
けれど受うけ入いれはしなかった私わたしの弱よわさを
沖おきをすべってゆく船ふねと 足あしもとで遊あそぶ犬いぬと
風かぜを切きる鳥とりたちだけ 自由じゆうだった
夢中むちゅうになれる何なにかが 明日あしたへいざない
いつしか遠とおく旅たびしたと あなたに告つげる
いつも悩なやみをたずさえて 潮騒しおざいをきいた
けれど答こたえは得えられぬまま朝焼あさやけは終おわる
銀ぎんの雲間すきまから差さし込こむ光ひかりいくすじも見みとれ
冬ふゆの日ひの冷つめたさを忘わすれてた
消きえてゆかないくやしさが 私わたしを導みちびき
気きづけばここへ来きていたと笑わらっていえる
言葉ことばにない愛あいの 透すき通とおる手紙てがみを
海うみはよせてくれる 波なみにのせて
ああ 失うしなうものはもうなんにもなくて
心静こころしずかな私わたしがはじめて見みえる
夢中むちゅうになれる何なにかがどこまでも導みちびき
いつしか遠とおく旅たびしたとこの海うみに立たち告つげよう
泣naいてかけてゆけばそこにitekaketeyukebasokoni きらめくkirameku海原unabara
けれどkeredo受uけke入iれはしなかったrehashinakatta私watashiのno弱yowaさをsawo
沖okiをすべってゆくwosubetteyuku船funeとto 足ashiもとでmotode遊asoぶbu犬inuとto
風kazeをwo切kiるru鳥toriたちだけtachidake 自由jiyuuだったdatta
夢中muchuuになれるninareru何naniかがkaga 明日ashitaへいざないheizanai
いつしかitsushika遠tooくku旅tabiしたとshitato あなたにanatani告tsuげるgeru
いつもitsumo悩nayaみをたずさえてmiwotazusaete 潮騒shiozaiをきいたwokiita
けれどkeredo答kotaえはeha得eられぬままrarenumama朝焼asayaけはkeha終owaるru
銀ginのno雲間sukimaからkara差saしshi込koむmu光hikariいくすじもikusujimo見miとれtore
冬fuyuのno日hiのno冷tsumeたさをtasawo忘wasuれてたreteta
消kiえてゆかないくやしさがeteyukanaikuyashisaga 私watashiをwo導michibiきki
気kiづけばここへdukebakokohe来kiていたとteitato笑waraっていえるtteieru
言葉kotobaにないninai愛aiのno 透suきki通tooるru手紙tegamiをwo
海umiはよせてくれるhayosetekureru 波namiにのせてninosete
ああaa 失ushinaうものはもうなんにもなくてumonohamounannimonakute
心静kokoroshizuかなkana私watashiがはじめてgahajimete見miえるeru
夢中muchuuになれるninareru何naniかがどこまでもkagadokomademo導michibiきki
いつしかitsushika遠tooくku旅tabiしたとこのshitatokono海umiにni立taちchi告tsuげようgeyou