誰だれが捨すてたか 紅べに薔薇ばらの
花はなも泣ないてる さよなら波止場はとば
港みなとの雨あめに 夢ゆめも濡ぬれ
今宵こよい見送みおくる 君きみの船ふね
さよならさよなら 忘わすれないでね
青あおい灯影ほかげの ガス燈とうも
泪なみだぐんでる さよなら波止場はとば
コートの襟えりを 立たてながら
声こえをかぎりに 泣ないて呼よぶ
さよならさよなら 忘わすれないでね
一羽いちわはぐれて 啼ないている
鴎かもめつらかろ さよなら波止場はとば
夜更よふけの海うみに 消きえてゆく
船ふねの灯あかりの わびしさよ
さよならさよなら 忘わすれないでね
誰dareがga捨suてたかtetaka 紅beni薔薇baraのno
花hanaもmo泣naいてるiteru さよならsayonara波止場hatoba
港minatoのno雨ameにni 夢yumeもmo濡nuれre
今宵koyoi見送miokuるru 君kimiのno船fune
さよならさよならsayonarasayonara 忘wasuれないでねrenaidene
青aoいi灯影hokageのno ガスgasu燈touもmo
泪namidaぐんでるgunderu さよならsayonara波止場hatoba
コkoートtoのno襟eriをwo 立taてながらtenagara
声koeをかぎりにwokagirini 泣naいてite呼yoぶbu
さよならさよならsayonarasayonara 忘wasuれないでねrenaidene
一羽ichiwaはぐれてhagurete 啼naいているiteiru
鴎kamomeつらかろtsurakaro さよならsayonara波止場hatoba
夜更yofuけのkeno海umiにni 消kiえてゆくeteyuku
船funeのno灯akaりのrino わびしさよwabishisayo
さよならさよならsayonarasayonara 忘wasuれないでねrenaidene