裾すそを洗あらって 荒波あらなみが
寄よせては返かえす 日本海にほんかい
道みちは名なのみの
越後えちご 子こ不知しらず 親不知おやしらず
惚ほれた貴方あなたを 追おいかけて
泣なき泣なき渡わたる 崖がけ三里さんり
母ははの涙なみだに 背せを向むけて
ひたずら急いそぐ 恋こい一路いちろ
絆きずな 断たち切きる
越後えちご 子こ不知しらず 親不知おやしらず
波なみよ荒あれるな 渡わたるまで
お腹なかの赤子ややにゃ 罪つみはない
女おんなごころを 試ためすよに
鞭打むちうつ波なみの 日本海にほんかい
柵さくは氷柱つららの
越後えちご 子こ不知しらず 親不知おやしらず
辛つらい憂うき世よの 屏風びょうぶ岩いわ
越こえなきゃ来こない 花はなの春はる
裾susoをwo洗araってtte 荒波aranamiがga
寄yoせてはseteha返kaeすsu 日本海nihonkai
道michiはha名naのみのnomino
越後echigo 子ko不知shirazu 親不知oyashirazu
惚hoれたreta貴方anataをwo 追oいかけてikakete
泣naきki泣naきki渡wataるru 崖gake三里sanri
母hahaのno涙namidaにni 背seをwo向muけてkete
ひたずらhitazura急isoぐgu 恋koi一路ichiro
絆kizuna 断taちchi切kiるru
越後echigo 子ko不知shirazu 親不知oyashirazu
波namiよyo荒aれるなreruna 渡wataるまでrumade
おo腹nakaのno赤子yayaにゃnya 罪tsumiはないhanai
女onnaごころをgokorowo 試tameすよにsuyoni
鞭打muchiuつtsu波namiのno 日本海nihonkai
柵sakuはha氷柱tsuraraのno
越後echigo 子ko不知shirazu 親不知oyashirazu
辛tsuraいi憂uきki世yoのno 屏風byoubu岩iwa
越koえなきゃenakya来koないnai 花hanaのno春haru