海鳴うみなりないて 荒あれる夜よるは
時計とけいの針はりが むかしにもどる
恋こいは女おんなの命いのちの華はなよ
この指ゆびも 唇くちびるも
今いまもあなたのものなのに
波なみが波なみが 波なみが二人ふたりを
あゝああ…… ひきはなす
ガラスの窓まどに 口紅くちべにを
うつして 頬ほおの薄うすさに泣なける
恋こいは女おんなの命いのちの華はなよ
あの夜よるを やさしさを
あなた返かえしてもう一度いちど
呼よんで呼よんで 呼よんでとどかぬ
あゝああ…… 遠とおい人ひと
あなたに待まてと 言いわれたら
死しんでも 生いきて私わたしは待まつわ
恋こいは女おんなの命いのちの華はなよ
春はるがゆき 夏なつがゆき
秋あきと一緒いっしょに冬ふゆが来くる
海うみの海うみの 海うみの暗くらさよ
あゝああ…… 抱だきしめて
海鳴uminaりないてrinaite 荒aれるreru夜yoruはha
時計tokeiのno針hariがga むかしにもどるmukashinimodoru
恋koiはha女onnaのno命inochiのno華hanaよyo
このkono指yubiもmo 唇kuchibiruもmo
今imaもあなたのものなのにmoanatanomononanoni
波namiがga波namiがga 波namiがga二人futariをwo
あゝaa…… ひきはなすhikihanasu
ガラスgarasuのno窓madoにni 口紅kuchibeniをwo
うつしてutsushite 頬hooのno薄usuさにsani泣naけるkeru
恋koiはha女onnaのno命inochiのno華hanaよyo
あのano夜yoruをwo やさしさをyasashisawo
あなたanata返kaeしてもうshitemou一度ichido
呼yoんでnde呼yoんでnde 呼yoんでとどかぬndetodokanu
あゝaa…… 遠tooいi人hito
あなたにanatani待maてとteto 言iわれたらwaretara
死shiんでもndemo 生iきてkite私watashiはha待maつわtsuwa
恋koiはha女onnaのno命inochiのno華hanaよyo
春haruがゆきgayuki 夏natsuがゆきgayuki
秋akiとto一緒issyoにni冬fuyuがga来kuるru
海umiのno海umiのno 海umiのno暗kuraさよsayo
あゝaa…… 抱daきしめてkishimete