ただ一面いちめんに 立たちこめた
牧場まきばの朝あさの 霧きりの海うみ
ポプラ並木なみきの うっすりと
黒くろい底そこから 勇いさましく
鐘かねが鳴なる鳴なる かんかんと
もう起出おきだした 小舎しょうしゃ小舎こやごやの
あたりに高たかい 人ひとの声こえ
霧きりに包つつまれ あちこちに
動うごく羊ひつじの 幾いく群いくむれの
鈴すずが鳴なる鳴なる りんりんと
今いまさし昇のぼる 日ひの影かげに
夢ゆめからさめた 森もりや山やま
あかい光ひかりに 染そめられた
遠とおい野末のずえに 牧童ぼくどうの
笛ふえが鳴なる鳴なる ぴいぴいと
ただtada一面ichimenにni 立taちこめたchikometa
牧場makibaのno朝asaのno 霧kiriのno海umi
ポプラpopura並木namikiのno うっすりとussurito
黒kuroいi底sokoからkara 勇isaましくmashiku
鐘kaneがga鳴naるru鳴naるru かんかんとkankanto
もうmou起出okidaしたshita 小舎syousya小舎koyagoyaのno
あたりにatarini高takaいi 人hitoのno声koe
霧kiriにni包tsutsuまれmare あちこちにachikochini
動ugoくku羊hitsujiのno 幾iku群ikumureのno
鈴suzuがga鳴naるru鳴naるru りんりんとrinrinto
今imaさしsashi昇noboるru 日hiのno影kageにni
夢yumeからさめたkarasameta 森moriやya山yama
あかいakai光hikariにni 染soめられたmerareta
遠tooいi野末nozueにni 牧童bokudouのno
笛fueがga鳴naるru鳴naるru ぴいぴいとpiipiito