みかんの花咲く丘 歌詞
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思おもい出での道みち 丘おかの道みち
はるかに見みえる 青あおい海うみ
お船せんが遠とおく 霞かすんでる
黒くろい煙けむりを はきながら
お船せんはどこへ 行いくのでしょう
波なみに揺ゆられて 島しまのかげ
汽笛きてきがぼうと 鳴なりました
何時いつか来きた丘おか 母かあさんと
一緒いっしょに眺ながめた あの島しまよ
今日きょうもひとりで 見みていると
やさしい母かあさん 思おもわれる
馬骨
2022/11/12 04:40
子供をバックに川田正子がこの歌を唄うと観客の中には涙を拭く人がいた、蜜柑の丘から海を眺めて汽笛を聴くだけのこの歌にそういう力があるのは・・さりげなくその丘から海を眺めると、何時か母さんと一緒に眺めたあの島を今日は一人で眺めているという・・童謡でありながら恋歌の様な遠く眺めるあの人か、もしくは亡くしたあの人か、思い出されるのであろう、川田正子がまたその主人公のようにも見えるのである・・