俺おれがやらなきゃ 誰だれがやる
どうせ一度いちどは 散ちる命いのち
義理ぎりと恩義おんぎを サラシの奥おくに
抱だいた男おとこの 肩先かたさきを
馬鹿ばかな奴やつだと たたく雪ゆき
済すまぬ許ゆるせと 背せにかけりゃ
泣ないているよな 襟足えりあしが
たまらない程ほど 又またいじらしい
うらみましたぜ この稼業かぎょう
恋こいという字じを 消けした雪ゆき
さわぐ心こころに 冷酒ひやざけを
くんで三さん途との 川かわをゆく
地獄じごく参まいりの 一本道いっぽんみちさ
ぐいとにらんだ 男おとこ影かげ
つつむ今夜こんやの ぼたん雪ゆき
俺oreがやらなきゃgayaranakya 誰dareがやるgayaru
どうせdouse一度ichidoはha 散chiるru命inochi
義理giriとto恩義ongiをwo サラシsarashiのno奥okuにni
抱daいたita男otokoのno 肩先katasakiをwo
馬鹿bakaなna奴yatsuだとdato たたくtataku雪yuki
済suまぬmanu許yuruせとseto 背seにかけりゃnikakerya
泣naいているよなiteiruyona 襟足eriashiがga
たまらないtamaranai程hodo 又mataいじらしいijirashii
うらみましたぜuramimashitaze このkono稼業kagyou
恋koiというtoiu字jiをwo 消keしたshita雪yuki
さわぐsawagu心kokoroにni 冷酒hiyazakeをwo
くんでkunde三san途toのno 川kawaをゆくwoyuku
地獄jigoku参maiりのrino 一本道ipponmichiさsa
ぐいとにらんだguitoniranda 男otoko影kage
つつむtsutsumu今夜konyaのno ぼたんbotan雪yuki