扉とびらが開あくたびに 夜よるの気配けはい流ながれ込こむ
背中せなかで聞きいているの あなたの気配けはい 遠とおい声こえ
さよなら言いう前まえに 何なにか言いい忘わすれたような
グラスに浮うかべてみた 言葉ことば何杯なんばいも飲のみ干ほす
愛あいしすぎる人ひとは 愛あいされないものだわ
重おもいコート脱ぬぐように
あの日ひあなた部屋べやを出でて行いった
いつまでこんな場所ばしょで 想おもい出でという幻まぼろしたちを
追おいかけてるのかしら
私わたしが二番目にばんめにほしいものをくれた人ひと
孤独こどくな夜よるの背中せなか 静しずかに抱だいてくれた人ひと
夜明よあけのコーヒーで 女おんなたちは夢見ゆめみる
優やさしい嘘うそにさえも
愛あいを見みつけて生いきていけるの
扉とびらはもう開あかない
あの頃ころよりも 元気げんきだったと
彼かれが来きたら伝つたえて
届とどかない愛あいほど 輝かがやいて見みえるもの
会あいたくても叶かなわない 涙なみだが心こころに火ひをつける
扉とびらをもう開あけない
明日あしたは別べつの風かぜに吹ふかれて
別々べつべつの夢ゆめを見みる
扉tobiraがga開aくたびにkutabini 夜yoruのno気配kehai流nagaれre込koむmu
背中senakaでde聞kiいているのiteiruno あなたのanatano気配kehai 遠tooいi声koe
さよならsayonara言iうu前maeにni 何naniかka言iいi忘wasuれたようなretayouna
グラスgurasuにni浮uかべてみたkabetemita 言葉kotoba何杯nanbaiもmo飲noみmi干hoすsu
愛aiしすぎるshisugiru人hitoはha 愛aiされないものだわsarenaimonodawa
重omoいiコkoートto脱nuぐようにguyouni
あのano日hiあなたanata部屋beyaをwo出deてte行iったtta
いつまでこんなitsumadekonna場所basyoでde 想omoいi出deというtoiu幻maboroshiたちをtachiwo
追oいかけてるのかしらikaketerunokashira
私watashiがga二番目nibanmeにほしいものをくれたnihoshiimonowokureta人hito
孤独kodokuなna夜yoruのno背中senaka 静shizuかにkani抱daいてくれたitekureta人hito
夜明yoaけのkenoコkoーヒhiーでde 女onnaたちはtachiha夢見yumemiるru
優yasaしいshii嘘usoにさえもnisaemo
愛aiをwo見miつけてtsukete生iきていけるのkiteikeruno
扉tobiraはもうhamou開aかないkanai
あのano頃koroよりもyorimo 元気genkiだったとdattato
彼kareがga来kiたらtara伝tsutaえてete
届todoかないkanai愛aiほどhodo 輝kagayaいてite見miえるものerumono
会aいたくてもitakutemo叶kanaわないwanai 涙namidaがga心kokoroにni火hiをつけるwotsukeru
扉tobiraをもうwomou開aけないkenai
明日ashitaはha別betsuのno風kazeにni吹fuかれてkarete
別々betsubetsuのno夢yumeをwo見miるru