風かぜが 風かぜが 波立なみだてる
港みなとの船溜ふなだまりで
「馬鹿ばかなやつ…」と呟つぶやいた 夜よるの静寂しじま
星ほし色いろのメリーゴーラウンド 廻まわる幸しあわせ灯あかり
投なげ捨すてた 指輪ゆびわさえ 光ひかりの中なかへ
青あおい港みなと 石畳いしだたみ あの日ひのまま
かもめ 港みなと 冬ふゆ花火はなび
誰だれかが泣ないてるのか
長ながい髪かみが揺ゆれていた 帰かえらぬ人ひと
嘘うそもつけないのなら 星屑ほしくずになればいい
サヨナラの代かわりなら やさしい嘘うそを
胸むねの汽笛きてき 風かぜの唄うた あの日ひのまま
待まつ人ひとの哀かなしみに 何なにひとつ気付きづかずに
夢ゆめばかり追おいかけた 若わかき苦にがさよ
青あおい港みなと 赤煉瓦レンガ あの日ひのまま
風kazeがga 風kazeがga 波立namidaてるteru
港minatoのno船溜funadaまりでmaride
「馬鹿bakaなやつnayatsu…」とto呟tsubuyaいたita 夜yoruのno静寂shijima
星hoshi色iroのnoメリmeriーゴgoーラウンドraundo 廻mawaるru幸shiawaせse灯aかりkari
投naげge捨suてたteta 指輪yubiwaさえsae 光hikariのno中nakaへhe
青aoいi港minato 石畳ishidatami あのano日hiのままnomama
かもめkamome 港minato 冬fuyu花火hanabi
誰dareかがkaga泣naいてるのかiterunoka
長nagaいi髪kamiがga揺yuれていたreteita 帰kaeらぬranu人hito
嘘usoもつけないのならmotsukenainonara 星屑hoshikuzuになればいいninarebaii
サヨナラsayonaraのno代kaわりならwarinara やさしいyasashii嘘usoをwo
胸muneのno汽笛kiteki 風kazeのno唄uta あのano日hiのままnomama
待maつtsu人hitoのno哀kanaしみにshimini 何naniひとつhitotsu気付kiduかずにkazuni
夢yumeばかりbakari追oいかけたikaketa 若wakaきki苦nigaさよsayo
青aoいi港minato 赤煉瓦renga あのano日hiのままnomama