Elderflower Cordial 歌詞 槇原敬之 ふりがな付

ありがとうという言葉ことばには
本当ほんとうは不思議ふしぎな力ちからがある
でも言いうことを忘わすれていれば
その力ちからも忘わすれ去さられてく

例たとえばどんなものにも精霊せいれいが
宿やどってると信しんじることを
時代遅じだいおくれだと言いうなら
進すすんだ世界せかいにどんな意味いみがある?

ここが君きみにおいでよと
言いえる場所ばしょかどうか
僕ぼくはずっと考かんがえてる
今日きょうは君きみの国くにのような曇くもり空ぞら

摘つみ終おわったあとで
ありがとうと言いった君きみに
次つぎの年としも小ちいさな白しろい
花はなを咲さかせてくれるのだろう?
いつかまた会あいに行いったら
飲のませておくれよ
土つちと花はなの甘あまい香かおりがする
Elderflower Cordial

出会であったばかりの僕ぼくでも
未来みらいの親友しんゆうかもしれないと
笑顔えがおとエールくれた古ふるいパブに
今夜こんやも音楽おんがくが流ながれる

お台場だいば 海側うみがわから見みた東京とうきょう
退屈たいくつとは無縁むえんの都市としの影かげで
飢うえた子供こどもや仲間なかまはずれが
怖こわくて従したがう人ひともいる

ここを君きみにおいでよと
言いえる場所ばしょにしたい
本当ほんとうに大事だいじなものは何なにか
僕ぼくらは知しってるはず

摘つみ終おわったあとで
ありがとうと言いった君きみに
次つぎの年としも小ちいさな白しろい
花はなを咲さかせてくれるのだろう?
街まちで偶然ぐうぜんに見みつけたよ
君きみのにはかなわないけど
土つちと花はなの甘あまい香かおりの
Elderflower Cordial

ここを君きみにおいでよと
言いえる場所ばしょにしたい
本当ほんとうに大事だいじなものは何なにか
僕ぼくらは知しってるはず

摘つみ終おわったあとで
ありがとうと言いった君きみに
次つぎの年としも小ちいさな白しろい
花はなを咲さかせてくれるのだろう?
街まちで偶然ぐうぜんに見みつけたよ
君きみのにはかなわないけど
土つちと花はなの甘あまい香かおりの
Elderflower Cordial

君きみの国くにではあの丘おかに
白しろい小ちいさな花はなが咲さく頃ころ

僕ぼくの国くにはこれから長ながい
雨あめの季節きせつが始はじまる