君きみが言葉ことばを持もつのならば 僕ぼくと話はなしを 静しずかなあの場所ばしょで
君きみが形かたちを持もつのならば 僕ぼくの背中せなかをさわって笑わらってよ
君きみに時間じかんがあるのならば そっと言葉ことばを 本当ほんとうのことだけを
君きみが答こたえを持もつのならば 僕ぼくに光ひかりを それだけ
さよなら
声こえが出でないよ 言いえないよ
終おわりの始はじまりが 隣となりで佇たたずんで
誰だれも知しる事ことができない 小ちいさな物語ものがたり
僕ぼくらのプロローグ
君きみが祈いのりを捧ささぐならば ずっと魔法まほうは解とけないままだろう
君きみが毛糸けいとを編あむのならば じっと待まつから最初さいしょに着きさせてよ
君きみがソーダに溶とけるならば そっとそれを飲のみ干ほしてしまおう
君きみが世界せかいを統すべるならば きっと僕ぼくはいつでも幸しあわせ
夜よるが長ながいよ 視みえないよ
最後さいごの瞬間しゅんかんは 隣となりに居いさせてよ
誰だれも知しる事ことができない 小ちいさな物語ものがたり
僅わずかなモノローグ
回旋かいせん塔とうにさ ふたり掴つかまって
なんてことない くだらない秘密ひみつを分わけ合あい暖あたためて
「ラストシーンはここがいいな」って
目めを瞑つぶった君きみの長ながいスカート 少すこし揺ゆれた
声こえが出でないよ 言いえないよ
終おわりの始はじまりが 隣となりで佇たたずんで
誰だれも知しる事ことができない 小ちいさな物語ものがたり
ふたりのエピローグ
君kimiがga言葉kotobaをwo持moつのならばtsunonaraba 僕bokuとto話hanashiをwo 静shizuかなあのkanaano場所basyoでde
君kimiがga形katachiをwo持moつのならばtsunonaraba 僕bokuのno背中senakaをさわってwosawatte笑waraってよtteyo
君kimiにni時間jikanがあるのならばgaarunonaraba そっとsotto言葉kotobaをwo 本当hontouのことだけをnokotodakewo
君kimiがga答kotaえをewo持moつのならばtsunonaraba 僕bokuにni光hikariをwo それだけsoredake
さよならsayonara
声koeがga出deないよnaiyo 言iえないよenaiyo
終oわりのwarino始hajiまりがmariga 隣tonariでde佇tatazuんでnde
誰dareもmo知shiるru事kotoができないgadekinai 小chiiさなsana物語monogatari
僕bokuらのranoプロロpuroroーグgu
君kimiがga祈inoりをriwo捧sasaぐならばgunaraba ずっとzutto魔法mahouはha解toけないままだろうkenaimamadarou
君kimiがga毛糸keitoをwo編aむのならばmunonaraba じっとjitto待maつからtsukara最初saisyoにni着kiさせてよsaseteyo
君kimiがgaソsoーダdaにni溶toけるならばkerunaraba そっとそれをsottosorewo飲noみmi干hoしてしまおうshiteshimaou
君kimiがga世界sekaiをwo統suべるならばberunaraba きっとkitto僕bokuはいつでもhaitsudemo幸shiawaせse
夜yoruがga長nagaいよiyo 視miえないよenaiyo
最後saigoのno瞬間syunkanはha 隣tonariにni居iさせてよsaseteyo
誰dareもmo知shiるru事kotoができないgadekinai 小chiiさなsana物語monogatari
僅wazuかなkanaモノロmonoroーグgu
回旋kaisen塔touにさnisa ふたりfutari掴tsukaまってmatte
なんてことないnantekotonai くだらないkudaranai秘密himitsuをwo分waけke合aいi暖atataめてmete
「ラストシrasutoshiーンnはここがいいなhakokogaiina」ってtte
目meをwo瞑tsubuったtta君kimiのno長nagaいiスカsukaートto 少sukoしshi揺yuれたreta
声koeがga出deないよnaiyo 言iえないよenaiyo
終oわりのwarino始hajiまりがmariga 隣tonariでde佇tatazuんでnde
誰dareもmo知shiるru事kotoができないgadekinai 小chiiさなsana物語monogatari
ふたりのfutarinoエピロepiroーグgu