10月のバースデー 歌詞 スガシカオ ふりがな付

真夜中まよなかすぎから熱ねつがかなりあって うなされて起おきた
起おき上あがる力ちからなくはないけど 今日きょうは休やすもう

目覚めざましがいまかいまかって顔かおで 叫さけぶ準備じゅんびしてる
今日きょうは一体いったい10月がつ何日なんにちだっけ? どうでもいいか

白々しらじらと明あけていく朝あさが 部屋へやを侵食しんしょくして
ぼくの身体からだは粉こなになって消きえてしまいそうです

そうだ 今日きょうはもしかして君きみのバースデー
忘わすれないでよって よく言いわれたっけ
そうか 今日きょうはやっぱり君きみのバースデー
こんな 10月がつの日ひ 君きみは生うまれたんだ

少すこし寝ねて目めが覚さめた まだ夢ゆめが目めに焼やき付ついてる
いるはずない君きみと 何なにか話はなしていた大事だいじなことを

君きみはあまり笑顔えがおではなかったみたい そんな気きがしたよ
ため息いきが生なまぬるく喉のどを通とおった 熱ねつがまだ高たかい

あれこれとめんどくさい連絡れんらく 全部ぜんぶすっ飛とばして
ぼくがいま消きえたなら みんな悲かなしむかな?

今日きょうは本当ほんとうだったら 仕事しごとのあと
懐なつかしい奴やつらと会あえるはずだった
ずっとめくっていないカレンダーを
みんなでめくっては 笑わらうはずだった

今日きょうはそういえば君きみのバースデー
こんな記憶きおくだけ ずっと消きえないんだ
そうか 今日きょうはやっぱり君きみのバースデー
ぼくたちなんてもう 覚おぼえてないかもね