さよならをくれた 思おもい出でに
にわか雨あめが匂においを残のこしたまま
通とおり過すぎていく
水面みなもに揺ゆれる 駅えきのベンチで
晴はれ間まを待まっていた
錆さびた踏ふみ切きりと飛行機雲ひこうきぐもは
あの日ひのままでさ
ちょっと笑わらっちゃったんだ
守まもられてばかりの夜よるに
願ねがった 強つよくなりたいと
声こえにならない言葉ことばを
枯かれても、尚なお何度なんども 叫さけんでいた
さよならがくれた 思おもい出での
君きみとの日々ひびは色褪いろあせず
巻まき戻もどせるのならばもう一度いちど
救すくわれた あの声こえに伝つたえたい
聴きいてよ 終おわりの続つづきを
お揃そろいの記憶きおくを映うつした
水みずたまりの乱反射らんはんしゃ
遠とおくに聞きこえた プロペラも
気きづけば 去さっていた
恐おそれたものすら宝物たからものに
変かえてきたのに
不安ふあんは無なくならないままだ
人影ひとかげのないホームに蘇よみがえる
引ひかれたその手てが
響ひびくベルと車輪しゃりんの中なか
斜陽しゃよう 一人ひとりでなぞっていた
二人ふたりで逃にげた 始はじまりも
想像そうぞう通どおりじゃない 今いまでも
離はなれた時ときは 冷ひえてゆくけど
こんなに熱あつく 今いまも宿やどっている
ふらつく嵐あらしの中なかでも
照てりつける太陽たいようの下したでも
立たち続つづけられているよ
貰もらった勇気ゆうきがあるから、応こたえたい
始はじまりの合図あいずが
この心こころで響ひびいている
さよならがくれた 思おもい出での
君きみとの日々ひびは色褪いろあせず
また何処どこかで巡めぐり会あえても
強つよく手てを振ふってみせるから
いつも出発点しゅっぱつてん、始はじめの一いっ歩ぽを
繰くり返かえす 終おわりの続つづきで
さよならをくれたsayonarawokureta 思omoいi出deにni
にわかniwaka雨ameがga匂nioいをiwo残nokoしたままshitamama
通tooりri過suぎていくgiteiku
水面minamoにni揺yuれるreru 駅ekiのnoベンチbenchiでde
晴haれre間maをwo待maっていたtteita
錆saびたbita踏fuみmi切kiりとrito飛行機雲hikoukigumoはha
あのano日hiのままでさnomamadesa
ちょっとchotto笑waraっちゃったんだtchattanda
守mamoられてばかりのraretebakarino夜yoruにni
願negaったtta 強tsuyoくなりたいとkunaritaito
声koeにならないninaranai言葉kotobaをwo
枯kaれてもretemo、尚nao何度nandoもmo 叫sakeんでいたndeita
さよならがくれたsayonaragakureta 思omoいi出deのno
君kimiとのtono日々hibiはha色褪iroaせずsezu
巻maきki戻modoせるのならばもうserunonarabamou一度ichido
救sukuわれたwareta あのano声koeにni伝tsutaえたいetai
聴kiいてよiteyo 終oわりのwarino続tsuduきをkiwo
おo揃soroいのino記憶kiokuをwo映utsuしたshita
水mizuたまりのtamarino乱反射ranhansya
遠tooくにkuni聞kiこえたkoeta プロペラpuroperaもmo
気kiづけばdukeba 去saっていたtteita
恐osoれたものすらretamonosura宝物takaramonoにni
変kaえてきたのにetekitanoni
不安fuanはha無naくならないままだkunaranaimamada
人影hitokageのないnonaiホhoームmuにni蘇yomigaeるru
引hiかれたそのkaretasono手teがga
響hibiくkuベルberuとto車輪syarinのno中naka
斜陽syayou 一人hitoriでなぞっていたdenazotteita
二人futariでde逃niげたgeta 始hajiまりもmarimo
想像souzou通dooりじゃないrijanai 今imaでもdemo
離hanaれたreta時tokiはha 冷hiえてゆくけどeteyukukedo
こんなにkonnani熱atsuくku 今imaもmo宿yadoっているtteiru
ふらつくfuratsuku嵐arashiのno中nakaでもdemo
照teりつけるritsukeru太陽taiyouのno下shitaでもdemo
立taちchi続tsuduけられているよkerareteiruyo
貰moraったtta勇気yuukiがあるからgaarukara、応kotaえたいetai
始hajiまりのmarino合図aizuがga
このkono心kokoroでde響hibiいているiteiru
さよならがくれたsayonaragakureta 思omoいi出deのno
君kimiとのtono日々hibiはha色褪iroaせずsezu
またmata何処dokoかでkade巡meguりri会aえてもetemo
強tsuyoくku手teをwo振fuってみせるからttemiserukara
いつもitsumo出発点syuppatsuten、始hajiめのmeno一ixtu歩poをwo
繰kuりri返kaeすsu 終oわりのwarino続tsuduきでkide