楽曲・タイトル |
アーティスト |
歌詞・歌い出し |
look at the sea
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おいしくるメロンパン
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あなたの涙を呑んで あなたの吐息を吸って あなたの言葉を噛んでいたい 綺麗な髪を数えて 歪な痣をなぞって
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千年鳥
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おいしくるメロンパン
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世界の最終回でまた会おうぜ 途方もない時間の果てに立って 今って何ページのどのあたり 読み飛ばしてしまえたらいいね なんて
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桜の木の下には
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おいしくるメロンパン
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昔あなたが 教えてくれた 奇妙な話、 思い出すあの日
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走馬灯
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おいしくるメロンパン
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洗剤の匂いがする 晴天も見飽きた頃 風船のわれる音で ウミネコが飛ぶ
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沈丁花
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おいしくるメロンパン
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雨降り意を決しとかく こんな日に限って不覚 術なく待ちぼうけ 師走に咲く沈丁花
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色水
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おいしくるメロンパン
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色水になってく 甘い甘いそれは 君と僕の手の温度で 思い出を彩ってく 寂しくはないけど
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シンメトリー
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おいしくるメロンパン
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重なりゆく季節の磨りガラスの上 君にもらった残照が ひだまりに散った お構いなしの晴天に 伏し目がちになる
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空腹な動物のための
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おいしくるメロンパン
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齧って 齧って ちゃんと飲み込んで 大体あなたに興味がない
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マテリアル
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おいしくるメロンパン
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決まってあなたは計算なんかを嫌って ハムレット 読み飛ばす結末が気になって 紫外線 抉り抜く繊細なシルエット
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epilogue
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おいしくるメロンパン
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空と涙 溶け合って 流れ出したスプーンストロー どうか巧くまやかして 君の笑う白昼夢まで
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Utopia
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おいしくるメロンパン
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嗚呼 遥かなハリボテの空 永久凍土 ここはユートピア
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五つ目の季節
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おいしくるメロンパン
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夜の淵で微かに揺れる感情に 目を逸らしていた 花冷えの頃にはいつも 裾を揺らす白いワンピース
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caramel city
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おいしくるメロンパン
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机に並べた直方体 綺麗に積み上げた この街が平らになる頃 羊を放って寝るんだ
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夜顔
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おいしくるメロンパン
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25時のビル風 乾いていく髪の匂い 刃こぼれした台詞と 君の手のぬるい感覚が ずっと
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憧景
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おいしくるメロンパン
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浮かんでは消えるシャボン玉のよう この窓を放てば届きそうなくらい 近くに見えたのに 青息吐息混じる初夏の夕暮れ
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フランネル
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おいしくるメロンパン
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単純なことですら 難しく考えてしまう癖 斜め色の夕景に やがて僕も染まりはじめてる
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眠れる海のセレナーデ
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おいしくるメロンパン
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ボロ切れの袖を透かしてみた空 凍てついた風と溺れそうな太陽 ただ冬の海に還りたくなるの きっと前の世界でまだ私を呼ぶ声が
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泡と魔女
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おいしくるメロンパン
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滲む 侵食を許して 鮮血を飲みこんだ街 腐りかけた檸檬を煮込んで キャラメルを一つ
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candle tower
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おいしくるメロンパン
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口を開けて見上げた出口 鱗粉を吸い込んで噎せる まるで夜の標本みたいな朝 山羊の群れの連なりの中 不安そうに笑って伏し目
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灰羽
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おいしくるメロンパン
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書斎を埋め尽くした物語 僕は読み耽た 埃まみれ 蛍光灯の制御する夜に フィラメントは溶けた
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砂の王女
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おいしくるメロンパン
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果てを目指して さぁ 砂に足を取られようとも 君が忘れた全部を 僕が思い出せる間に
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ドクダミ
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おいしくるメロンパン
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風邪薬が苦いのは 優しさの裏返しか 体温計はないけど 思い当たる節はある
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トロイメライ
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おいしくるメロンパン
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水に指を滑らせて手紙を書く 輪に歪む空に散っていった 神様がくれた僕の時間を 君にあげる狡を許してね
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渦巻く夏のフェルマータ
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おいしくるメロンパン
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やがて魔法から醒めてゆく 排水口に夏が渦巻く 君の気配が薄れていく 僕を残して
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水びたしの国
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おいしくるメロンパン
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干ばつの春が続いて ブリキバケツの中 猫が鳴く 揺れるアカシアの合奏 雨雲の薫りに胸は躍る
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黄昏のレシピ
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おいしくるメロンパン
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切り刻む 今朝の誓い 押し潰す 昨日の後悔 盛り付ける
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蒲公英
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おいしくるメロンパン
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箱庭の底で見上げた朝の白い半月の 欠けた方の月を君にもらった日 思い出していた ブラウスに木漏れ日
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わかりません
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アン・ルイス
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恋はなぜ わかりません いつどこから 胸の中に 突然もえ
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夕立と魚
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おいしくるメロンパン
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予報はずれ 下校時刻過ぎて 鞄を頭に乗せてる 君のスカートがひらひら
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水仙
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おいしくるメロンパン
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晴れた腹いせに僕が涙を流すよ アラームが止まるまでは 起きたくない 僕が思うほど僕は気の毒じゃないよな
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