KANA-BOON/『さくらのうた』
4人組ロックバンド・KANA-BOONが3月14日にリリースした初のB-side Collectionアルバム『KBB vol.1』に収録されるナンバー『さくらのうた』。
同曲は、彼らがインディーズ時代に発売したミニアルバム『僕がCDを出したら』に収録されており、ファンからの絶大な人気にこたえて、『KBB vol.1』にアコースティックバージョンとして納められるという。
『さくらのうた』は、好きだった女の子に想いを伝えられないままの僕の気持ちや、葛藤をさくらのうたに乗せて歌う楽曲だ。
特に胸に刺さるフレーズは、「さくらが好きだと君は言っただけど僕は思うんだ。"この花よりも綺麗な花が目の前に咲いてる"なんてね。ジョークの一つも言えずに僕は子供だった情けなくなるなぁ いつも口から出るのはメロディー 簡単な台詞も言い出せなくて」。
恥ずかしげもなく、君に対して想いを打ち明けることが出来たらきっとこの気持ちも消化できたはず。
だけどまだまだ未熟者の僕は、君に対して「好き」という気持ちが届けられなかった。ただ出てきたのは、ほんとの僕の気持ちをつめこんだ、さくらのうただけだったと。
男性目線の『桜の詩』も
同曲は男性目線で進行される甘酸っぱくもストレートな歌詞だが、反対に女性目線で描かれたアンサーソング『桜の詩』も存在しており、今回『さくらのうた』と合わせてミュージックビデオがついに制作され公開となった。
二人の感情が織りなす切なくも温かい桜ソング、この2曲をミュージックビデオを見ながら合わせて聴いてみて欲しい。
メロディー・チューバック/『桜ひらり』
現役短大生シンガー(声楽科在学)のメロディー・チューバックが、2007年1月25日にリリースしたミニアルバム『Melody』に収録されている『桜、ひらり』。
同アルバムでメジャーデビューをした彼女にとっても渾身の一枚であり、自身の経験をもとに等身大のメッセージを散りばめた卒業ソングだ。
メロディーの伸びやかで澄んだ歌声がとても心地よく、その声に乗せて届けられる「桜、ひらり 風に吹かれてこの手のひらに落ちて綴る思い出 ほらサヨナラなんかじゃない またきっとこの場所で会える笑顔のままで」というポジティブな歌詞たち。
離れ離れになってしまう別れも、サヨナラではなく、必ずまた会えるよという彼女なりのポジティブな言葉が心に響くものがあるはず。
ミュージックビデオは、とある小学校の校舎で撮影されており、懐かしい学校生活の思い出を振り返らせてくれるノスタルジックな一作となっている。
学校を卒業したばかりの方や、卒表して随分と時が経っている方などに、ぴったりの楽曲だ。ぜひ一度『桜、ひらり』を歌ってみて欲しい。
夢みるアドレセンス/『桜』
4人体制から新メンバーが3人追加となり、7人体制という新グループとなった夢みるアドレセンス。そんな彼女たちがシングル第一弾として3月14日にリリースしたのは、『桜』。
ORANGE RANGEのNAOTOが作詞作曲、プロデュースを行っている同曲は、中毒性のある不思議な歌詞とサウンドが印象的な桜パーティーチューンとなっており、「くるくる回って回って回る くるくる回って回って回る」という魅惑のサビが耳に残るのは間違いないだろう。
加えて様々な困難を乗り越えた彼女たちの姿を現した「どんなに泣いても(ポジティブ)うまくやれても(ネガティブ)無い物ねだりね(センシティブ)進め前へ夢を掴むそんな自分好きーI LOVE me」といった歌詞にもぜひ注目して欲しい。
ミュージックビデオは、若者の間で話題となっているショート音楽動画コミュニティ・「Tik Tok」が監修の元で制作されており、全カットがスマホで撮影されているタテ動画となっている。半分はメンバーの自撮りで構成されている新感覚な映像なので、今までにない夢アドの魅力が一際見られるかも。
Dream Ami /『アマハル』
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サクラはハラハラすぐに散っちゃって
空が早く早くと夏を呼んでる
お願い急ぎすぎないで
ゆっくりとね 好きになってね…
≪アマハル 歌詞より抜粋≫
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Dream Amiが4月18日にリリースする6枚目のシングル・『アマハル』。
同曲は春を彩る甘く切ないミディアムナンバー。誰かを好きになった時に抱く淡い気持ちと春をリンクさせている温かみのある歌詞が、恋をしている方々に共感して頂けるはず。
また『アマハル』はAmiが出演しているブルボン「おいしいココナッツミルク」CMソングにも起用されており、お茶の間でもAmiの透き通る歌声が聴けるチャンス。ミュージックビデオは、大自然の中で撮影されており、爽快感に満ち溢れた中歌い捧げるAmiの姿が描かれている。
UNISON SQUARE GARDEN/『春が来てぼくら』
3ピースロックバンド・UNISON SQUARE GARDENが3月7日にリリースした14枚目のシングル曲『春が来てぼくら』。
ユニゾンのベースと言えば、斬新なベースプレイで話題のベーシスト・田淵智也だが、『春が来てぼくら』はそんな彼が作詞作曲をしているユニゾンの楽曲の中でも、一際優しさと春を感じさせる感動ナンバーとなっている。
また、同曲はTVアニメ「3月のライオン」第2シリーズ第2クールのオープニング曲として描き下ろされており、アニメの世界観を存分に表現している。
特におススメしたい歌詞はサビの「また春が来て僕らは新しいページに絵の具を落とす 友達になった、おいしいものを食べた、たまにちょっとケンカをした それぞれの理由を胸に僕らは何度目かの木漏れ日の中で 間違ってないはずの未来へ向かう その片道切符が追い風に揺れた今日は花マルだね」。
出会いと別れがくる4月では、新しい友達も出来る時期。その友達と美味しいご飯を食べたり、日が暮れるまで遊んだり、青春時代を謳歌するのも学生ならではだろう。
そんな永遠に消したくない時期もいつかは終わりが訪れる。宝物のようなキラキラした記憶を持ちながらも、間違ってないはずの未来へと向かい、人は成長し大人になる。そんな誰かの背中をそっと教えてくれる光のような歌詞だ。
家入レオ/『春風』
家入レオが2月21日にリリースした約1年7カ月ぶりとなるニューアルバム『TIME』に収録されている楽曲『春風』。同曲は欅坂46等の楽曲を担当している音楽ユニット・soulifeが作詞・作曲を務めており、家入レオには珍しい爽やかで青春色が強い甘酸っぱいナンバーとなっている。
以前UtaTenでおこなった『TIME』のインタビューに応じた家入レオは、「恋ってどの年齢でしてもピュアじゃないですか。好きって伝えることってどの恋に関しても勇気がいるし難しいことなんだけど、学生の時の恋って恋をしている事自体が恥ずかしいみたいなウキウキ感。
誰かの事を好きになっちゃったっていうのも恥ずかしい。そこのピュア感がこの時にしかないなって思いつつ、共通だよなって思うのは「友達のままがいいよねって笑ったけど 本当は誰より君だけを見つめてた」っていうのは、どの世代にも通じるものなのかなって思っています。」と好きなフレーズを挙げている。
誰かを好きになった時に感じる切なくてもどかしい気持ちを、春風に包まれるように家入が歌い紡いでおり、青春時代を思い出させてくれる楽曲だ。
【インタビュー】家入レオ5枚目のアルバム『TIME』は “愛”とは何かを教えてくれた。
足立佳奈/『サクラエール』
18歳のシンガーソングライター足立佳奈が2月28日にリリースした3rdsingle『サクラエール』。同曲は実際に高校を卒業した足立佳奈が、離れ離れになってしまう友達に向けて綴った桜ソングだ。
現役高校生だった彼女が描く純粋でありのままの歌詞は、10代の男女共に突き刺さる言葉が沢山散りばめられている。以前UtaTenがおこなった『サクラエール』のインタビューの際、足立佳奈は「『そうきっと輝くんだ』が好きですね。
言い方によって曖昧に聴こえたり、本当に聴こえたりするんですけど、『そう」』っていうのは自分で思い直す部分で、『きっと』っていうのは、自分の心に誓って輝くんだ!って意気込むように私は歌っていて。
なのでその三段階の想いがぎゅっと詰まっています。寂しいし、別々の道を歩んだとしても、大丈夫だよね、きっと輝けるよねって自分にも言い聞かせつつ、みんなで頑張ろうねっていうのを表現しています。
歌い方もこだわって何回も録りなおしました」と好きなフレーズについて想いを述べている。卒業したくない心情がたっぷり伝わる同曲を、大好きな友達に向けて歌ってみてはどうだろうか。
【インタビュー】足立佳奈「どんなあなたでも大丈夫だよ」新譜で伝える彼女なりの応援歌
CODE-V/『The promise of us』
The promise of us 歌詞
CODE-V
作詞 yoshi-fu
作曲 BOUNCEBACK
キミが隣で 笑ってたこと それが今
ボクの勇気に なってるんだ
約束したよね 必ず夢を 育ててみせる
5人組男性ダンスボーカルグループのCODE-Vが、2月7日にリリースした約3年ぶりとなるオリジナルアルバム『道』に収録されている『The promise of us』。
ファンに対しての約束を掲げた春を匂わせるバラードだ。メンバーが語りかけるように歌う包み込む柔らかさと、ストレートな歌詞が胸にグッとくるものがある。UtaTenが以前行った『道』のインタビューの際、メンバーのルイは「『約束がボクの想いを支え 約束が今も二人を繋ぐ』が好きです。
これはファンに対してなんですけど、今まで支え続けてくれたからCODE-Vは歌い続けられたし、ファンとの約束があるから僕たちも頑張っていけていると思うフレーズですね』と自身が好きなフレーズを語っている。
韓流の方々にはもってこいの桜ソングなので、CODE-Vの『The promise of us』を一度聴いてみて欲しい。
【インタビュー】CODE-V、諦めず歩み続けた5人の『道』 勇気を与えられるアルバムに
SHISHAMO/水色の日々
3ピースガールズロックバンドのSHISHAMOが、3月21日にリリースした8枚目のシングル『水色の日々』。
同曲は、アサヒ飲料「カルピスウォーター」大・卒業編のCMソングに起用されており、卒業式で“かけがえのない今しか伝えられない想い”をひたむきに届けようとする姿を切り取ったTVCMのストーリーから、ボーカル・宮崎朝子がイメージして書き下ろした楽曲だ。
「だからもう少しだけで良い私 まだ大人になるのが怖いから この水色の日々が色褪せるのが怖いの だからいつでも思い出せるように焼き付けたいの 今日だけは泣いたって良いでしょう? 焼き付ける最後の水色」と綴られた最後のフレーズは、卒業したくない心境を曝け出しながら、青春時代を水色という繊細な色に例えている。
宮崎の透明感があるハイトーンボイスと共に、エモーショナルなサウンドがとても心地良いナンバーだ。
妄想キャリブレーション /『桜色ダイアリー』
5人組アイドルグループの妄想キャリブレーションが、2017年6月14日にリリースした『桜色ダイアリー』。
TVアニメ「冴えない彼女の育て方♭」のエンディングテーマでもあり、アニメの世界観に寄り沿った歌詞が、妄想キャリブレーションが生み出すキュートな片思い桜ソングとなっている。
注目フレーズは、最後の「お願い!お願い!止めないで背中押すようなラプソディ 知らない知らない世界へときみが手を引いてくれるから つれないつれない毎日も少しずつ色づいてく なりたいなりたいヒロインに本気で夢見てるんだよ きみと桜色ダイアリー」。
5人の可愛らしい声が合わさり、好きな人のヒロインになりたい!といった強い恋心が鮮明に伝わってくる箇所となっている。ミュージックビデオでは、メンバー1人ひとりとデートをしている感覚にさせられる映像となっているので、妄キャリにぞっこんになってみてはいかがだろう?
【インタビュー】妄想キャリブレーション、新作は旅がテーマ!おすすめスポットもご紹介~!
お気に入りの桜ソングを見つけよう♪
桜ソング特集は以上となるが、あなたのお気に入りの1曲は見つかっただろうか?
この中からお好きな1曲を選択して、春の出会いの季節にカラオケで歌唱してみてはどうだろう。