
能力スペック高めな魔法少女たち
──衣装、今回もかわいいですね!松田さんのモチーフは…タマゴですか?
赤ちゃんだからこの腕のもよく赤ちゃんがつけてるシャカシャカガラガラ鳴るのと、よだれかけみたいな。
──なるほど!皆さんそれぞれテーマがあるんですね!
廣川奈々聖:私は時計がモチーフになっています!スカートが1番すごくて、ちょっとナナメの、こんな感じになってます。時間を操れるガール!
──すごいですね。強めのキャラじゃないですか(笑)。三品さんは?
三品瑠香:私は、音を具現化できる…ガール(笑)
全員:(笑)

──うわー!エモい!
三品瑠香:これがメジャーデビューアルバムのリードなんですけど、それのアルティメット版なんです!
小玉梨々華:私に衣装はは飴なんですけど、“うるチョコ”の時からお菓子が好きっていうことで、お菓子でみんなを…フィーリング…???
三品瑠香:フィーリングは違うね。
坂元葉月:癒す。
小玉梨々華:癒すことができる。
──…ヒーリング?(笑)
小玉梨々華:ヒーリング(笑)!
──お菓子でみんなをヒーリングする妖精的な?
小玉梨々華:はい、魔法少女です!
──じゃあみんな魔法少女的なコンセプトがあるんですね。え、松田さんは何の能力があるんですか(笑)?
松田美里:私は、たまご弾(笑)。物理的なんですけど、あとでおいしくいただくって言う設定があります。

──重い(笑)。
坂元葉月:実はここについてるのはクマなんですけど、クマを後ろに背負っている設定で、ここが顔で、肩のところが手で、腰に足がいるんですよ。後ろから抱きついている感じで。
──すごい、みんな能力スペック高めですね。今作、めっちゃわーすた!って感じの曲でしたよね!どんな世界観!?ってなるような。ちなみにトリオくんって!?
三品瑠香:さっき言った“うるチョコ”って曲の最後で、トリオくんがトリケラトプスを倒したんです。それでトリオくんと一緒に幸せに暮らしたんですけど、トリオくんが病気にかかってしまうという。
──それは大変ですね。
小玉梨々華:その病気にかかるところからが、今回の曲という。
──そんな続編の『プロローグ』から始めって、今作を通して持ったテーマはあるんですか?
廣川奈々聖:『プロローグ』を含めこのアルバム1曲目から最後まで通して、1つのライブを見るような感覚になれるっていうのが、今回のアルバムの推しポイントでもあるかなと思ってます!
──いいですね〜!では新曲について詳しく伺っていきますね!
全員:はい!
わーすたLv.5のトリオ愛!
──まず、『くらえ!必殺!!ねこパンチ★ ~私達、戦うにゃこたん【レベル5】~』いきますね。長い…これ何か呼び方ないですか?全員:“ねこパンチ”。
──了解しました!“ねこパンチ”を受け取った時の印象から聞いてもいいですか?
三品瑠香:きゅうりしか入ってこなかったです(笑)。

意味が分からないけど嬉しかった(笑)。それが1番最初の感想です。
──確かに!!最初のフレーズから「トリオくんにお粥作って」って真剣に歌ってる感じがもうめっちゃおもしろい。かっこよすぎだけど歌い始めは特に難しそうですよね。
坂元葉月:めっちゃ難しいです。私が最初に歌うんですけど、レコーディングの時から、本当にどこで入っていいのか掴めなくて。レコーディング室でモニターをやって下さっている方が見える画面があるんですけど、そこでスタッフさんが入るタイミングを手で合図してくださってました(笑)。
もうライブでできるかめっちゃドキドキだったんですけど、何とか今のところ、そこまで変に外すことはなく、ギリギリやれてます(笑)
──ライブではファンの方に合図してもらって(笑)。
坂元葉月:はい(笑)、頑張ります。
──そして、歌詞の初めの方でレベル72の敵が出てくるんですよね。
小玉梨々華:急に(笑)
廣川奈々聖:ちょっとしんどいですもんね、72。私たちレベル5しかないから。
小玉梨々華:もうポンコツ中のポンコツなんです(笑)
廣川奈々聖:突然72はちょっときついな〜っていう。
松田美里:この曲もRPGのゲームっぽくなっているんですけど、敵は倒せない。
廣川奈々聖:倒せないっていうか逃げちゃう。戦ったことがないから(笑)。
──この曲、どんなメッセージ性なの!?
坂元葉月:確かに(笑)
──結局トリオくんいいのかい!って(笑)。え、ホントにいいんですか?トリオくんは。
三品瑠香:トリオくんは守りたいと思いながら…
小玉梨々華:逃げますね(笑)
坂元葉月:おうちに帰りました(笑)
松田美里:お手て痛いから逃げるんです(笑)
──かわいい(笑)。「戦う→逃げる おうちに帰る」って歌詞は音源では「逃げる」しか聞こえないですよね!
坂元葉月:そうですね。最後帰ります。
三品瑠香:歌詞見ないと分かんないんですよ。
──あ、良いこと言ってくれましたね(笑)。ちょっと大きな声で言ってもらっていいですか。(※歌詞サイトなので(笑))
三品瑠香:歌詞見ないと分かんないんですよ!
坂元葉月:歌詞見ないと分かんないんですよ!!!
廣川奈々聖:大事。
坂元葉月:めちゃめちゃ大事です。
──ありがとうございました(笑)。続けて歌詞を見ていきましょう。「EMS買ったから」って…この後筋トレの曲もあるけど大丈夫?
全員:(笑)
坂元葉月:そうですね、ぐるトレしちゃってます..。
──EMSのくだりからの間奏がめっちゃかっこいいんですよね!
坂元葉月:かっこいんです。
三品瑠香:そうなんですよ。真剣に歌ってます!
──レコーディングの時のエピソードもあったりします?
三品瑠香:私が歌う時に毎度“三品節”って言われるんですよ、私の歌い方のことを。こういうところは自分らしく“三品節”で歌いました。
──その“三品節”って言われる歌い方って、三品さんの中でどうやって生まれてきたんですか?
三品瑠香:何ですかね。何だろう…自分を解放して。
──素なんですね。
三品瑠香:そうですね、思ったように、楽しく歌い上げる感じで!
──ライブではもっと爆発できそうな感じありますね!
三品瑠香:そうですね、頑張ります!
──“ねこパンチ”のMVはどんな感じになってるんでしょう?

ゲームをテーマにしてるからすごいCG盛りだくさんなんですけど、雪だけはCGじゃないんです。
三品瑠香:-2℃の中、ダンスシーンを。
──その格好でですか!?ヤバいですね。
三品瑠香:顔固まってきます。
坂元葉月:顔も手も固まって。
──それでこそ「逃げる」を選択してもよかったかもしれない。
廣川奈々聖:(笑)。この衣装ももちろん着たんですけど、ドレスも着たりとか、ちょっとお姫様っぽくなってたりとか。あとゲームしているところとかメンバーがゲームの中に入って走ってるシーンもあって撮影も楽しかったです!
三品瑠香:それぞれテーマがあって、実際ある某ゲームっぽいやつを入れてたりとか、ゲーム感がすごいあります。
──本当にわーすたらしい曲でしたね!ライブで初めて見た時の、ファンの方の感想も気になります。
廣川奈々聖:みんな1回固まりますね。
坂元葉月:戸惑うよね。
廣川奈々聖:盛り上がり方も、曲調がコロコロ変わるから、単純に手拍子してても、お…お?みたいな。
坂元葉月:タイミング分かんなくなっちゃう。
廣川奈々聖:手拍子じゃないの?みたいなテンションになってきたりするから、曲調が。特にラップ。
──どうノッてもらえればいいんですかね…
松田美里:間奏とサビでねこパンチをする簡単な振りがあるので、一緒にできたらなと思います。