
実はスキーの方が得意!
──続いて『Love Unmelt』、これはキロロのイメージソング的な?坂元葉月:にもなってます。
廣川奈々聖:わーすたは今まで冬の曲がなくて。初めてのウィンターソングなんです。冬の曲って結構エモーショナルな感じでグッとくるなという曲が多いから、やっと待ちに待った冬曲っていう感じでした。
──あるようでなかった冬ソンですね!
廣川奈々聖:そうなんです。歌詞は、“この幸せがずっと続くといいな”っていう、多幸感も切なさもあるようイメージです。
サビも、3人がすごいきれいに踊ってくれている中で、私と瑠香がシンプルに歌っているっていう、この絵もわーすたっぽくて、すごい良さが出てるんじゃないかなと思います。
──完璧に紹介してくれましたね!聞くことなくなっちゃった(笑)。
全員:(笑)
──SNSでキロロのプロモーション動画みたいなのを見たんですけど…
廣川奈々聖:ふざけてましたよね(笑)。
──みんなスノボはできるんですか?
三品瑠香:練習しました、あの前日に(笑)。
小玉梨々華:初めてやりました。
──ケガしなかったですか?!
三品瑠香:私めっちゃ腰打って、動けなかったです。
廣川奈々聖:スキーはやったことあるメンバーが多くて、スノボが初めてだった。

──みなさんくらいの歳の子ってスノボをチョイスする人の方が多いと思ってました。
廣川奈々聖:スキーの方が圧倒的に簡単。高所恐怖症だから両足ついてるのが怖くて、多分できない(笑)
坂元葉月:私も高所恐怖症。で、小っちゃい時から毎年のように家族とスキーに行ってたので実はスキー派ですね。
──意外でした!『Love Unmelt』は、キロロに行けば流れているんですかね?
廣川奈々聖:流してもらえてるんじゃないかなと思います!
──インタビューを読んでる方、キロロ行ったら報告してください(笑)。
坂元葉月:お願いします(笑)
──ちなみに、このセリフの「お願い・・・」のところどなたなんですか?
廣川奈々聖:2人でやってます。
──2人でですか!超いいじゃないですか。すごく雰囲気出てます!
廣川奈々聖:レコーディングは恥ずかしかったです(笑)
三品瑠香:恥ずかしいよね、セリフ。
廣川奈々聖:正解が分からなくて、いろんなパターン言ったんですよ。「いや、違うなぁ」って言われて、いやこっちも恥ずかしいし頑張ってます(泣)…みたいな(笑)。
重力LOVE!!!
──どんどんいきましょう、『ぐるトレ』ですね。これ、どういう意味ですか?全員:ぐるぐるトレーニング!
小玉梨々華:言葉はもともとないんですけど、わーすたオリジナルです。
坂元葉月:サビにこういう(ぐるぐるする)振りがあって。
三品瑠香:けっこうサビずっとですね、ライブ中みんなでトレーニングしてます。
──みんなってことはお客さんも?
坂元葉月:はい、お客さんも筋肉痛になってます(笑)。
松田美里:実際なりました!
──「肉離れ目指して」って歌詞で言ってますもんね!
坂元葉月:けっこうハードです(笑)
松田美里:「重力Love」がもう…
──普段から筋トレされたりも?
三品瑠香:みんなレッスンでやってますね!筋トレする時間がちゃんとあって。腹筋とか背筋とか…。
小玉梨々華:週1めちゃめちゃ筋肉痛になります。
廣川奈々聖:週1は甘いですよね、もっとやれって感じですよね(笑)
三品瑠香:週1だから筋肉痛になる。
──確かに(笑)。この曲出したからには…。
廣川奈々聖:重力Loveなんで!もっと頑張ります(笑)。
──歌詞にも触れたいですが、ちょっとわからないところがぼちぼち…(笑)。「笑って泣いて トラさん風」…??
三品瑠香:分かんないんですよね。
廣川奈々聖:笑ったり泣いたりして、トラさん風の鳴き声みたいな…
坂元葉月:トラさんって、人?
──人のほう?
廣川奈々聖:虎さん!?(笑)
坂元葉月:いますよね、虎さんっていますよね?
廣川奈々聖:いるけど虎さん!?(笑)
小玉梨々華:絶対違う(笑)
坂元葉月:トラか。
廣川奈々聖:トラさんの鳴き声ってことだと思います(笑)!
卒業式の想い出
──『暮れないハート』は卒業ソングですね。これからちょうどいいじゃないですか!
この曲の物語の主人公は、すれちがって何となく仲直りして分かり合えたつもりだったのかなとか、それでもいい恋だったと思ってるから、また巡り合っても笑顔ですれちがおうねって、きれいな思い出として閉じ込めているんだろうなって主人公の姿を想像して、キュンとします。
──エモい。
松田美里:それぞれの解釈で、それぞれの情景を思い出してもらって聴いてほしいです。
廣川奈々聖:「暦をまたいで」ってちょっと古風な感じの歌詞もあったりとか、音自体も古い楽器が使われたりとか。だからそれもすごく曲とマッチしてて。
──ノスタルジックですよね。いいですね、「暦をまたいで」。ちょうど平成終わるし。年号もまたいで、ね。
廣川奈々聖:年号またぐ(笑)
全員:(笑)
──高校を卒業されてる3人は、卒業式の思い出とかありますか?
廣川奈々聖:あっという間すぎてその時は全然実感わかなくて、ママにおめでとうって言われたときに、あ、ってなりました。その時に泣きそうになりました。
松田美里:私も高校1年生になるタイミングの時に上京して、そこからわーすたの活動も始まって、いろんなことが始まって、その時にお母さんとケンカしたりとかもしてたから、引っ越した家の前を最後制服着てお母さんと歩いてて、卒業式あっという間だなっていう会話をしてたら涙出てきましたね…。
──泣きそう、超いい話じゃないですか。
廣川奈々聖:(ガチ泣)
松田美里:親には感謝してます。高校1年生の時だいぶヤバかったんですよ、アイドル活動とうまく両立できる学校じゃなくて、高校1年ですでに卒業できないって言われて。
わーすたを続けるために学校もわざわざ変えてもらったりして大変だったので、感謝です。
──想像以上にいい話聞けてビビってます(笑)。廣川さん泣かないで(笑)!坂元さんはどうですか?

私を中1の時からずっと見てくださっていたスタッフさんから「高校卒業おめでとう」って花束をもらったときに、これから本当に1人の人間として頑張らなきゃって思ったし、本当に学校生活との両立が大変だったときも支えてもらったことも思い出して、ありがとうございましたってすごく思いました。
──そんな“卒業”を三品さん小玉さんを待っていますけど…やっぱりわーすたの活動で忙しかったですよね。
三品瑠香:高校生感はなかったね。
小玉梨々華:でも、普段からずっと宿題とかに追われている日々が当たり前なので、急になくなるのは変な感じがすると思います(笑)。
──宿題やらなくてよくなった分、できることが多くなるといいですね!
三品瑠香:わーすたに時間かけられるようになるんで、もっと頑張れることが増えるかなって。
──具体的にやってみたいことはありますか?高校卒業したらこういう自分になりたい、みたいなのでも…
小玉梨々華:わーすたはそれぞれ語学を習ってて、私は英語の担当なんですけど、成長過程が遅いので学校の勉強がなくなった分、しっかりやらないとなと思ってます。
三品瑠香:私は韓国語だったんですけど、英語になったので1から頑張ります。
──変わったんですか!(笑)
三品瑠香:どうしても1番需要があるのが英語だと思うんで、責任もって。ここからは多分変わらないと思うんで、英語頑張ります。