原作は小説。物語を音楽化した楽曲「夜に駆ける」
『夜に駆ける』は音楽ユニット「YOASOBI」による楽曲です。
原作は『monogatari.com』に投稿された小説『タナトスの誘惑』。
実は「YOASOBI」は『monogatari.com』の小説を音楽化する為に結成されたユニットなのです。
『幽霊東京』で人気を博す事となったボカロP「Ayase」と、シンガーソングライターとして活動中の「ikura」で結成された実力派ユニットとなっており、『夜に駆ける』は音楽化小説の第1段にあたる楽曲となっています。
今回はその楽曲の歌ってみた・カバー動画をご紹介。
原曲とはまた違った雰囲気の『夜に駆ける』の世界へ、耳を傾けてはみませんか?
綺麗さの中に見せる妖艶さ「センラ」
大人気歌い手「センラ」のカバー。
人気活躍中の歌い手グループ「浦島坂田船」の一人でもあり、美しく綺麗な高音ボイスが人気の男性歌い手です。
今作では、その彼自身の魅力に加え『夜に駆ける』が魅せる危うい儚さが混じりあい、特殊な色気が発生。
コメントでは「綺麗さの中に妖艶さを感じる」「綺麗な色気」といった感想が飛び交っています。
歌い手界の前線を行く、爽やかな色気に溢れる歌ってみたです。
艶やかなハモり「しるばなーな」×「すたんがん」
透き通るような高音系ボイスの歌い手「しるばーな」と、中高音域を得意とする歌い手「すたんがん」によるコラボ歌ってみた。
高音域を得意とする2人の男性歌い手によるコラボとなっており、その魅力はやはり2人の高く澄んだ歌声によるハモりでしょう。
2つの異なる高音ボイスが生み出す、コラボ歌ってみたならではの、他とは違った艶やかなハモリに注目の歌ってみた動画です。
まるで物語を語るような歌声「ゆう十」
歌い手であると同時に自身もボカロPとして楽曲制作を行っている「ゆう十」による歌ってみた。
優しく穏やかなバラードソングに見合う特徴を、ゆう十自身のボイスが際立った一作となっており、視聴者からも「お話を聞いているような心地よさ」「落ち着く爽やかさ」といった高い評価がされています。
いつもよりも低い歌声で歌われてもおり、普段とはまた違ったゆう十のかっこよさに触れられる歌ってみたです。
圧倒的表現力が生み出す切なさ「メリッサ・キンレンカ」
バーチャルライバーグループ『にじさんじ』所属のバーチャルライバー「メリッサ・キンレンカ」によるカバー。楽曲ごとに合わせた歌い方で生み出す抜群の表現力に、高い評価を受けているメリッサ・キンレンカ。
今作ではハスキーボイスを前面に強く押し出した歌い方となっており、色気だけではなく、切ない雰囲気もまとったような歌声となっています。
視聴者からも「涙が枯れた後のような声」とも称された歌声が持つ表現力に注目のカバーです。
一風変わった編曲によるカバー「うみくん」
シンガーソングライターであり、バンド「NormCore」のボーカルでもある、YouTuber「うみくん(UMI☆KUUN)」のカバー。
「高音おばけ」とも称される事もある、クリアな高音の歌声を持つうみくんの歌声に加え、今回は人気ボカロ曲の『シャルル』とも混ぜて歌った、一風変わったCoverとなっています。
いつの間にか入れ替わる楽曲の瞬間に気づけるか。驚きの繋ぎで歌われる編曲技術にも注目のカバーです。
全てをアカペラで奏でる。男女ユニット「Groovy groove」
2人組の男女アカペラユニット「Grovy Groove」によるカバー。
バラード曲を中心にバックコーラス、演奏を含め全てをアカペラで補う事で話題を呼んでいるユニットでもあります。
女性ボーカルの「もり」の綺麗な高音で紡がれる歌声はもちろんのこと、男性メンバー「しげ」によるシンプルでありながらも美しく作り込まれたカメラワークによるオリジナルMV映像にも魅了される一作となっています。
キュートでハスキーな驚きの歌唱クオリティ「小玉ひかり」
シンガーソングライターとして活動中の「小玉ひかり」による歌ってみた。
可愛らしい雰囲気を持ちながらも、どこかハスキーな面も合わせ持った歌声。
それに加えて驚きの歌唱クオリティを持った人物として話題となっています。
さらには「YOASOBI」のikuraが所属しているシンガーソングライターのユニット「ぷらそにか」のメンバーの1人でもあり、ユニット仲間による歌ってみたという事でも注目がされている動画です。
生まれ続ける「夜に駆ける」の歌ってみた・カバー
『夜に駆ける』の歌ってみた・カバーの世界はどうでしたでしょうか。
1人の歌ってみた、コラボ、アレンジを加えたものまで、様々な動画がありましたね。
今回はYouTubeにて大人気の動画を7つご紹介させて頂きましたが、ニコニコ動画等も含め、動画サイト内にはまだまだたくさんの『夜に駆ける』の歌ってみた・カバー動画があげられています。
様々な人達が生み出す『夜に駆ける』の世界に浸ってみてください。
TEXT 勝哉エイミカ