他人たにんね いまのあなたは 悲かなしい他人たにん
信しんじるままに 身みをまかせ
こころに受うけた 恋こいのきず
奥歯おくばでかんだ 怨うらみごと
グラスの酒さけに 告つげて泣なく
他人たにんね いまのあなたは 悲かなしい他人たにん
許ゆるして燃もえた春はるは過すぎ
別わかれて独ひとり 秋あきのくれ
みれんは肌はだに 残のこるのに
抱だかれて眠ねむる 夜よるはない
他人たにんね いまのあなたは 悲かなしい他人たにん
男おとこは過去かこを忘わすれても
女おんなに過去かこは つきまとう
崩くずれるように 酔よいしれて
しあわせ薄うすい 爪つめをかむ
他人taninねne いまのあなたはimanoanataha 悲kanaしいshii他人tanin
信shinじるままにjirumamani 身miをまかせwomakase
こころにkokoroni受uけたketa 恋koiのきずnokizu
奥歯okubaでかんだdekanda 怨uraみごとmigoto
グラスgurasuのno酒sakeにni 告tsuげてgete泣naくku
他人taninねne いまのあなたはimanoanataha 悲kanaしいshii他人tanin
許yuruしてshite燃moえたeta春haruはha過suぎgi
別wakaれてrete独hitoりri 秋akiのくれnokure
みれんはmirenha肌hadaにni 残nokoるのにrunoni
抱daかれてkarete眠nemuるru 夜yoruはないhanai
他人taninねne いまのあなたはimanoanataha 悲kanaしいshii他人tanin
男otokoはha過去kakoをwo忘wasuれてもretemo
女onnaにni過去kakoはha つきまとうtsukimatou
崩kuzuれるようにreruyouni 酔yoいしれてishirete
しあわせshiawase薄usuいi 爪tsumeをかむwokamu