しなやかに歌うたって
淋さびしい時ときは
しなやかに歌うたって
この歌うたを
坂さかの上うえから見みた
街まちは陽炎かげろう
足あしにつけたローラー
地面じめんをけって滑すべってく
夜よるは33の
回転扉かいてんとびら
開あければ そこには愛あいが
溢あふれているのに
レコードが廻まわるだけ
あなたは もういない
しなやかに歌うたって
淋さびしい時ときも
しなやかに歌うたって
この歌うたを
素顔すがおのままで
私わたしはひとり
あなたの帰かえり
待まっているのです
澄すんだ青あおい空そらの
彼方かなた をめざし
栗毛色くりげいろのポニー
手綱たづなを引ひけば走はしってく
夜よるは33の
ページを開ひらき
昨日きのうの続つづきの本ほんを
読よんでいるのに
お話はなしは 終おわりなの
あなたは もういない
しなやかに歌うたって
淋さびしい時ときも
しなやかに歌うたって
この歌うたを
飾かざりをすてた
心こころのなかで
あなたの名前なまえ
呼よんでいるのです
しなやかに歌うたって
淋さびしい時ときは
しなやかに歌うたって
この歌うたを
静しずかに時ときは流ながれてゆくの
夜よるはいつでも
朝あさに続つづくはず
しなやかに歌うたって
淋さびしい時ときは
しなやかに歌うたって
この歌うたを
しなやかに歌うたって
淋さびしい時ときに
しなやかに歌うたって
この愛あいを
しなやかにshinayakani歌utaってtte
淋sabiしいshii時tokiはha
しなやかにshinayakani歌utaってtte
このkono歌utaをwo
坂sakaのno上ueからkara見miたta
街machiはha陽炎kagerou
足ashiにつけたnitsuketaロroーラraー
地面jimenをけってwokette滑subeってくtteku
夜yoruはha33のno
回転扉kaitentobira
開aければkereba そこにはsokoniha愛aiがga
溢afuれているのにreteirunoni
レコrekoードdoがga廻mawaるだけrudake
あなたはanataha もういないmouinai
しなやかにshinayakani歌utaってtte
淋sabiしいshii時tokiもmo
しなやかにshinayakani歌utaってtte
このkono歌utaをwo
素顔sugaoのままでnomamade
私watashiはひとりhahitori
あなたのanatano帰kaeりri
待maっているのですtteirunodesu
澄suんだnda青aoいi空soraのno
彼方kanata をめざしwomezashi
栗毛色kurigeiroのnoポニponiー
手綱tadunaをwo引hiけばkeba走hashiってくtteku
夜yoruはha33のno
ペpeージjiをwo開hiraきki
昨日kinouのno続tsuduきのkino本honをwo
読yoんでいるのにndeirunoni
おo話hanaしはshiha 終owaりなのrinano
あなたはanataha もういないmouinai
しなやかにshinayakani歌utaってtte
淋sabiしいshii時tokiもmo
しなやかにshinayakani歌utaってtte
このkono歌utaをwo
飾kazaりをすてたriwosuteta
心kokoroのなかでnonakade
あなたのanatano名前namae
呼yoんでいるのですndeirunodesu
しなやかにshinayakani歌utaってtte
淋sabiしいshii時tokiはha
しなやかにshinayakani歌utaってtte
このkono歌utaをwo
静shizuかにkani時tokiはha流nagaれてゆくのreteyukuno
夜yoruはいつでもhaitsudemo
朝asaにni続tsuduくはずkuhazu
しなやかにshinayakani歌utaってtte
淋sabiしいshii時tokiはha
しなやかにshinayakani歌utaってtte
このkono歌utaをwo
しなやかにshinayakani歌utaってtte
淋sabiしいshii時tokiにni
しなやかにshinayakani歌utaってtte
このkono愛aiをwo