蒼あおい影かげ 霧雨きりさめに揺ゆれてかげった
尻餅しりもちに跳はねた泥どろ 秋あきが香かおった
僕ぼくら出会であった頃ころの様ように笑わらえない
空高そらたかく眺ながめれば 人ひとは一人ひとり
澄すみきった孤独こどくから優やさしさ掬すくって
小ちいさな温ぬくもりの中なかで涙なみだこぼれる
遠とおく背伸せのびで見上みあげた未来みらいは
脆もろくても時ときは続つづくのかな
煙けむを巻まく秋空あきぞらに
このままどこか知しらない世界せかい
見みつけてみないかい二人ふたりで
雨あめが上あがっていった空そらの虹にじの様ような
冷つめたい雨あめ 深ふかまる季節きせつに
せめて僕ぼくらは傘かささして
骨張ほねばった木々きぎをくぐるよ濡ぬれた落葉樹らくようじゅ
空そらの波なみ 風かぜになり髪かみを揺ゆすった
朽くち果はてたトタン屋根やね パタパタ鳴なった
みんな朽くちていきながら生うまれ変かわる
上手じょうずに描かいた図面ずめんの未来みらいは遠とおいけど
旅たびは続つづくだろう
季節きせつをループしながら
飽和ほうわな時代じだい 満みたせぬ想おもい
矛盾むじゅんの森もりに雨あめが降ふり
心こころの落おち葉ばの中なかで僕ぼくは土つちに還かえる
泥どろにまみれて生うまれ変かわろう
君きみの呼吸こきゅうを聞ききながら
葉はを落おとし未来みらいに根付ねづくよ落葉樹らくようじゅ
烏とりが揺ゆらす太陽たいようの下した
旋回中せんかいちゅうの影かげ 地面這じめんはい
秋あきの重心じゅうしん 日々ひびの円周えんしゅう
コンパスの針はりで切きり取とった
世界せかいに色付いろづく落おち葉ばの夢ゆめ
もう一度いちどどこか知しらない世界せかい
見みつけてみないかい二人ふたりで
止やまない雨あめもじっと待まつよ 息潜いきひそめて
無限むげんの未来みらい 再ふたたび出会であい
空気くうきの中なかに溶とけ出だした
幸しあわせにそっと交まじわるよ
落おち葉ばの中なかで
シャラララ…
雨あめが上あがっていったらそこに虹にじの気配けはい
蒼aoいi影kage 霧雨kirisameにni揺yuれてかげったretekagetta
尻餅shirimochiにni跳haねたneta泥doro 秋akiがga香kaoったtta
僕bokuらra出会deaったtta頃koroのno様youにni笑waraえないenai
空高soratakaくku眺nagaめればmereba 人hitoはha一人hitori
澄suみきったmikitta孤独kodokuからkara優yasaしさshisa掬sukuってtte
小chiiさなsana温nukuもりのmorino中nakaでde涙namidaこぼれるkoboreru
遠tooくku背伸senoびでbide見上miaげたgeta未来miraiはha
脆moroくてもkutemo時tokiはha続tsuduくのかなkunokana
煙kemuをwo巻maくku秋空akizoraにni
このままどこかkonomamadokoka知shiらないranai世界sekai
見miつけてみないかいtsuketeminaikai二人futariでde
雨ameがga上aがっていったgatteitta空soraのno虹nijiのno様youなna
冷tsumeたいtai雨ame 深fukaまるmaru季節kisetsuにni
せめてsemete僕bokuらはraha傘kasaさしてsashite
骨張honebaったtta木々kigiをくぐるよwokuguruyo濡nuれたreta落葉樹rakuyouju
空soraのno波nami 風kazeになりninari髪kamiをwo揺yuすったsutta
朽kuちchi果haてたtetaトタンtotan屋根yane パタパタpatapata鳴naったtta
みんなminna朽kuちていきながらchiteikinagara生uまれmare変kaわるwaru
上手jouzuにni描kaいたita図面zumenのno未来miraiはha遠tooいけどikedo
旅tabiはha続tsuduくだろうkudarou
季節kisetsuをwoルruープpuしながらshinagara
飽和houwaなna時代jidai 満miたせぬtasenu想omoいi
矛盾mujunのno森moriにni雨ameがga降fuりri
心kokoroのno落oちchi葉baのno中nakaでde僕bokuはha土tsuchiにni還kaeるru
泥doroにまみれてnimamirete生uまれmare変kaわろうwarou
君kimiのno呼吸kokyuuをwo聞kiきながらkinagara
葉haをwo落oとしtoshi未来miraiにni根付neduくよkuyo落葉樹rakuyouju
烏toriがga揺yuらすrasu太陽taiyouのno下shita
旋回中senkaichuuのno影kage 地面這jimenhaいi
秋akiのno重心juushin 日々hibiのno円周ensyuu
コンパスkonpasuのno針hariでde切kiりri取toったtta
世界sekaiにni色付iroduくku落oちchi葉baのno夢yume
もうmou一度ichidoどこかdokoka知shiらないranai世界sekai
見miつけてみないかいtsuketeminaikai二人futariでde
止yaまないmanai雨ameもじっとmojitto待maつよtsuyo 息潜ikihisoめてmete
無限mugenのno未来mirai 再futataびbi出会deaいi
空気kuukiのno中nakaにni溶toけke出daしたshita
幸shiawaせにそっとsenisotto交majiわるよwaruyo
落oちchi葉baのno中nakaでde
シャラララsyararara…
雨ameがga上aがっていったらそこにgatteittarasokoni虹nijiのno気配kehai