花はなは散ちってゆく
季節きせつは去さってゆく
立たち止どまっていた私一人わたしひとりが
街まちは私わたしを包つつんではくれない
行いき交かう人ひとは皆満みなみたされていて
目めを閉とじて呪のろうわ
目めを開あければ あなた
あなたが笑わらっていたのに
あの日ひのまま止とまったあなたの姿すがたも
やがて消きえるのでしょう
想おもい出でがいっぱい
ごろりごろりと
交かわした約束やくそくと去年きょねんの二人ふたりが
灰皿はいざらで燃もえるわ
描えがいたのは あなた
幸しあわせとかそんなのじゃない
あの日ひのまま止とまったこの部屋へやの中なかで
また朝あさを迎むかえて
目めを閉とじれば あなた
面影おもかげも夢ゆめも
やがて消きえるのでしょう
花hanaはha散chiってゆくtteyuku
季節kisetsuはha去saってゆくtteyuku
立taちchi止doまっていたmatteita私一人watashihitoriがga
街machiはha私watashiをwo包tsutsuんではくれないndehakurenai
行iきki交kaうu人hitoはha皆満minamiたされていてtasareteite
目meをwo閉toじてjite呪noroうわuwa
目meをwo開aければkereba あなたanata
あなたがanataga笑waraっていたのにtteitanoni
あのano日hiのままnomama止toまったあなたのmattaanatano姿sugataもmo
やがてyagate消kiえるのでしょうerunodesyou
想omoいi出deがいっぱいgaippai
ごろりごろりとgororigororito
交kaわしたwashita約束yakusokuとto去年kyonenのno二人futariがga
灰皿haizaraでde燃moえるわeruwa
描egaいたのはitanoha あなたanata
幸shiawaせとかそんなのじゃないsetokasonnanojanai
あのano日hiのままnomama止toまったこのmattakono部屋heyaのno中nakaでde
またmata朝asaをwo迎mukaえてete
目meをwo閉toじればjireba あなたanata
面影omokageもmo夢yumeもmo
やがてyagate消kiえるのでしょうerunodesyou