雪ゆきの白しろさよりもっと白しろく
咲さいていたよ雪柳ゆきやなぎ
あなたとはじめて夜よるを過すごした
その朝あさに
雨あめの淡あわさよりもっと淡あわく
咲さいていたよあじさいの花はな
ぬれた体からだをあなたのコートで
つつんだ夜よるに
風かぜの甘あまさよりもっと甘あまく
咲さいていたよ沈丁花じんちょうげ
二人ふたりで暮くらした部屋へやの窓まどの
その下したに
めぐりめぐる季節きせつの中なかで
別わかれても追おいかけて 求もとめ続つづけた
海うみの青あおさよりもっと青あおく
澄すんだ秋あきの空そらの中なかへ
出でてゆくあなたに何なにをあげよう
その手てに
雪yukiのno白shiroさよりもっとsayorimotto白shiroくku
咲saいていたよiteitayo雪柳yukiyanagi
あなたとはじめてanatatohajimete夜yoruをwo過suごしたgoshita
そのsono朝asaにni
雨ameのno淡awaさよりもっとsayorimotto淡awaくku
咲saいていたよあじさいのiteitayoajisaino花hana
ぬれたnureta体karadaをあなたのwoanatanoコkoートtoでde
つつんだtsutsunda夜yoruにni
風kazeのno甘amaさよりもっとsayorimotto甘amaくku
咲saいていたよiteitayo沈丁花jinchouge
二人futariでde暮kuらしたrashita部屋heyaのno窓madoのno
そのsono下shitaにni
めぐりめぐるmegurimeguru季節kisetsuのno中nakaでde
別wakaれてもretemo追oいかけてikakete 求motoめme続tsuduけたketa
海umiのno青aoさよりもっとsayorimotto青aoくku
澄suんだnda秋akiのno空soraのno中nakaへhe
出deてゆくあなたにteyukuanatani何naniをあげようwoageyou
そのsono手teにni