幸福こうふくの味あじが随分ずいぶんと薄うすれていた 檻おりの中なかで
湿気しけったその幸福こうふくをまだ齧かじり続つづけていたんだ
振ふられた賽さいの目めの善よし悪あしも分わからずに
進すすめた駒こまがいつか上あがれますようにと
塞ふさがった扉とびらから漏もれ出だす光ひかりだけを
信しんじて生いきていけ
それが偽物にせものと知しってしまったとしても
悟さとられずに
計画けいかくはその大抵たいていが思おもうようにはいかないこと
裏うらをかいたつもりが裏うらをかかれてしまうこと
貼はり付ついた画面がめん越ごしの表情ひょうじょうから読よみ解とくように
革命かくめいのその時ときを待まち侘わびていたんだ
逃にげ出だした檻おりの中なか その先さきで待まつものが
絶望ぜつぼうであるとして
ここで終おわるならば それも輝かがやいて見みえるさ
la lalala
揺ゆらめいている 生命せいめいの灯火ともしびを
囲かこい子供達こどもたちは祈いのり踊おどる
la lalala
木々きぎの隙間すきまに 鬼おに達たちの視線しせんが
次つぎの生贄いけにえを品定しなさだめする
駆かけ出だした闇やみの中なか 絶望ぜつぼうの隙すきを縫ぬって
檻おりの向むこうまで
ここで終おわれやしないさ
いつか見みた光ひかりを浴あびるまでは
幸福koufukuのno味ajiがga随分zuibunとto薄usuれていたreteita 檻oriのno中nakaでde
湿気shikeったそのttasono幸福koufukuをまだwomada齧kajiりri続tsuduけていたんだketeitanda
振fuられたrareta賽saiのno目meのno善yoしshi悪aしもshimo分waからずにkarazuni
進susuめたmeta駒komaがいつかgaitsuka上aがれますようにとgaremasuyounito
塞fusaがったgatta扉tobiraからkara漏moれre出daすsu光hikariだけをdakewo
信shinじてjite生iきていけkiteike
それがsorega偽物nisemonoとto知shiってしまったとしてもtteshimattatoshitemo
悟satoられずにrarezuni
計画keikakuはそのhasono大抵taiteiがga思omoうようにはいかないことuyounihaikanaikoto
裏uraをかいたつもりがwokaitatsumoriga裏uraをかかれてしまうことwokakareteshimaukoto
貼haりri付tsuいたita画面gamen越goしのshino表情hyoujouからkara読yoみmi解toくようにkuyouni
革命kakumeiのそのnosono時tokiをwo待maちchi侘waびていたんだbiteitanda
逃niげge出daしたshita檻oriのno中naka そのsono先sakiでde待maつものがtsumonoga
絶望zetsubouであるとしてdearutoshite
ここでkokode終oわるならばwarunaraba それもsoremo輝kagayaいてite見miえるさerusa
la lalala
揺yuらめいているrameiteiru 生命seimeiのno灯火tomoshibiをwo
囲kakoいi子供達kodomotachiはha祈inoりri踊odoるru
la lalala
木々kigiのno隙間sukimaにni 鬼oni達tachiのno視線shisenがga
次tsugiのno生贄ikenieをwo品定shinasadaめするmesuru
駆kaけke出daしたshita闇yamiのno中naka 絶望zetsubouのno隙sukiをwo縫nuってtte
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ここでkokode終oわれやしないさwareyashinaisa
いつかitsuka見miたta光hikariをwo浴aびるまではbirumadeha