よみ：しろむく
白無垢 歌詞
-
キタニタツヤ
- 2020.12.23 リリース
- 作詞
- Tatsuya Kitani
- 作曲
- Tatsuya Kitani
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悲かなしくもなく
ただ情なさけなくて俯うつむいて
轍わだちと足跡あしあとで泥どろまみれの
一昨日おとといの雪ゆきに苛いらついた
手てを繋つなぎ歩あるくような
綺麗きれいなもんじゃないけれど
走馬燈そうまとうのような思おもい出で
少すこしだけ滲にじんだ
別べつに何なにも変かわることはない
詮無せんない生活せいかつ が続つづくだけだぜ
なんて狐きつねと葡萄ぶどうみたいなこと
吐はき捨すてるほど
虚むなしくなんだな
いつかの君きみが纏まとった白無垢しろむくの雪ゆきは
暖あたたかで柔やわい真綿まわたのようでした
いま僕ぼくの上うえに降ふって脆もろく崩くずれてくそれは
重おもく冷つめたい涙なみだのようなみぞれでした
アスファルトの泥どろを撥はねて
忙いそがしく駆かけずる人ひとの群むれの中なか
失うしなうはずのないものを失うしない
その残滓ざんしに縋すがりついていた
君きみにそれを告つげられた朝あさ
僕ぼくの表情ひょうじょうは間抜まぬけていただろう
想像そうぞうしただけで笑わらえてくるのに
君きみは少すこしも笑わらわなかったな
優やさしい記憶きおくだけ抱いだいて眠ねむりたいのに
アルコホルじゃこの目めは冴さえてしまうのだ
街まちを這はいずり回まわってただくだ巻まいても虚むなしい
君きみに触ふれたい
いつかの君きみが纏まとった白無垢しろむくの雪ゆきは
暖あたたかで柔やわい真綿まわたのようでした
いま僕ぼくの上うえに降ふって痛いたみをぼかしてくれたのは
重おもく冷つめたい涙なみだのようなみぞれでした
せわしい街まちの只中ただなかなるしめやかさよ
ただ情なさけなくて俯うつむいて
轍わだちと足跡あしあとで泥どろまみれの
一昨日おとといの雪ゆきに苛いらついた
手てを繋つなぎ歩あるくような
綺麗きれいなもんじゃないけれど
走馬燈そうまとうのような思おもい出で
少すこしだけ滲にじんだ
別べつに何なにも変かわることはない
詮無せんない生活せいかつ が続つづくだけだぜ
なんて狐きつねと葡萄ぶどうみたいなこと
吐はき捨すてるほど
虚むなしくなんだな
いつかの君きみが纏まとった白無垢しろむくの雪ゆきは
暖あたたかで柔やわい真綿まわたのようでした
いま僕ぼくの上うえに降ふって脆もろく崩くずれてくそれは
重おもく冷つめたい涙なみだのようなみぞれでした
アスファルトの泥どろを撥はねて
忙いそがしく駆かけずる人ひとの群むれの中なか
失うしなうはずのないものを失うしない
その残滓ざんしに縋すがりついていた
君きみにそれを告つげられた朝あさ
僕ぼくの表情ひょうじょうは間抜まぬけていただろう
想像そうぞうしただけで笑わらえてくるのに
君きみは少すこしも笑わらわなかったな
優やさしい記憶きおくだけ抱いだいて眠ねむりたいのに
アルコホルじゃこの目めは冴さえてしまうのだ
街まちを這はいずり回まわってただくだ巻まいても虚むなしい
君きみに触ふれたい
いつかの君きみが纏まとった白無垢しろむくの雪ゆきは
暖あたたかで柔やわい真綿まわたのようでした
いま僕ぼくの上うえに降ふって痛いたみをぼかしてくれたのは
重おもく冷つめたい涙なみだのようなみぞれでした
せわしい街まちの只中ただなかなるしめやかさよ
