うそつき 歌詞 緑黄色社会 ふりがな付

ありったけの理由りゆう並ならべても
私わたしはまだ動うごけないわ
こんなときにだってあなたは自分じぶんだけ守まもって
目めすら合あわせない

はぁ 内側うちがわを見みせて欲ほしかっただけなのに
そんな幼おさない優やさしさはいらない

明日あしたからはどこへ行ゆこうか
ゆらゆら揺ゆれるこの心こころは
一体いったい今いまは誰だれのものなの
隠かくした言葉ことばは誰だれのため
追おい詰つめてしまいたいけれど
これでいいのでしょう

私わたしだけを想おもう言葉ことばには
あなたが隠かくされていること
こんな歳としになって私わたしは気付きづけなかったって
反省はんせいしてるわ

はぁ あなたごと全すべて手てに入いれてみたかった
どんな汚きたないことでも全部ぜんぶ全部ぜんぶ全部ぜんぶ全部ぜんぶ

眠ねむりにつけば醒さめる夢ゆめよ
受うけ入いれまいと拒こばむ胸むねを
スっと撫なで下おろす人ひとはいないのに
隠かくした言葉ことばに泣ないたって
あなたはただ酔よいしれるだけ
これでいい これでいいのよ

「最後さいごまで優やさしいね」あなたは
とたんに緩ゆるんだ口元くちもとが私わたしを起おこす
うそなんかじゃ傷きずつかないのにね
心こころの奥おくはまだ捧ささげられないわ

あなたが重かさねた優やさしさを
ゆらゆら揺ゆれて流ながしていく
ここまで来くれば泣ないてもいいでしょう
優やさしさを間違まちがい続つづけて
あなたはどこにも行ゆけないの
これでいいのでしょう

明日あしたからはどこへ行いこうか
ゆらゆら揺ゆれるこの心こころは
一体いったい今いまは誰だれのものなの
最後さいごは私わたしも悪わるかった
だからおあいこにしましょうか
これでいいのでしょう

私わたしもうそつき