信しんじた言葉ことばを口くちに出だした
数すう年ねん経たって意味いみが追おいついた
その時ときはもう、君きみがいない
とうに空気くうきに触ふれて湿気しけっている
傷きずつけ合あうのが宿命さだめならば
笑わらい逢あった日々ひびはどうなるか
なにを嘆なげこう、君きみはいない
とうに空気くうきに触ふれて湿気しけっている
昔むかしのことは昔むかしのこと
今更いまさら、腐くさっていくのは何故なぜ?
I remember
面影おもかげに縋すがる、今日きょうも
口癖くちぐせ、仕草しぐさは変かわらなくとも
心こころは流ながれゆくの
二ふたつに分わかれて歩あるき出だした
ずっと歌うたっていれば落おち着ついた
この先さきはもう、君きみがいない
ふらりふらり一人ひとり漂ただよっている
二人ふたりのことは二人ふたりのこと
あれほど囲かこっていたのは何故なぜ?
どこか正ただせば直なおせていたのか
無理むりに続つづけば壊こわれていたのか
忘わすれられない
忘わすれたくない
覚おぼえていたい
信しんじた言葉ことばを口くちに出だした
数年分すうねんぶんの意味いみを込こめたんだ
それなのにもう、君きみはいない
とうに空気くうきに触ふれて湿気しけっている
I remember
糸いとのように細ほそく、今日きょうも
ここから君きみまで繋つながれてる
赤あかくも熱あつくもなく
I remember
君きみの顔かお浮うかぶ、今日きょうも
あのころ描えがいた虹にじの数かずだけ
心こころは苦くるしいけど
私わたしは歩あるいていけるから
信shinじたjita言葉kotobaをwo口kuchiにni出daしたshita
数suu年nen経taってtte意味imiがga追oいついたitsuita
そのsono時tokiはもうhamou、君kimiがいないgainai
とうにtouni空気kuukiにni触fuれてrete湿気shikeっているtteiru
傷kizuつけtsuke合aうのがunoga宿命sadameならばnaraba
笑waraいi逢aったtta日々hibiはどうなるかhadounaruka
なにをnaniwo嘆nageこうkou、君kimiはいないhainai
とうにtouni空気kuukiにni触fuれてrete湿気shikeっているtteiru
昔mukashiのことはnokotoha昔mukashiのことnokoto
今更imasara、腐kusaっていくのはtteikunoha何故naze?
I remember
面影omokageにni縋sugaるru、今日kyouもmo
口癖kuchiguse、仕草shigusaはha変kaわらなくともwaranakutomo
心kokoroはha流nagaれゆくのreyukuno
二futaつにtsuni分waかれてkarete歩aruきki出daしたshita
ずっとzutto歌utaっていればtteireba落oちchi着tsuいたita
このkono先sakiはもうhamou、君kimiがいないgainai
ふらりふらりfurarifurari一人hitori漂tadayoっているtteiru
二人futariのことはnokotoha二人futariのことnokoto
あれほどarehodo囲kakoっていたのはtteitanoha何故naze?
どこかdokoka正tadaせばseba直naoせていたのかseteitanoka
無理muriにni続tsuduけばkeba壊kowaれていたのかreteitanoka
忘wasuれられないrerarenai
忘wasuれたくないretakunai
覚oboえていたいeteitai
信shinじたjita言葉kotobaをwo口kuchiにni出daしたshita
数年分suunenbunのno意味imiをwo込koめたんだmetanda
それなのにもうsorenanonimou、君kimiはいないhainai
とうにtouni空気kuukiにni触fuれてrete湿気shikeっているtteiru
I remember
糸itoのようにnoyouni細hosoくku、今日kyouもmo
ここからkokokara君kimiまでmade繋tsunaがれてるgareteru
赤akaくもkumo熱atsuくもなくkumonaku
I remember
君kimiのno顔kao浮uかぶkabu、今日kyouもmo
あのころanokoro描egaいたita虹nijiのno数kazuだけdake
心kokoroはha苦kuruしいけどshiikedo
私watashiはha歩aruいていけるからiteikerukara