生乾なまがわきの雲くもの下したで
草くさのように風かぜに揺ゆれる
かぁかぁ鳴なく頭あたまの上うえ
黒くろい鳥とりが空そらを埋うめる
吹ふけば散ちらばる 悩なやみの種たねは
いまだ蕾つぼみのままさ
甘あまい声こえに誘惑ゆうわくされ
自分じぶんらしさ見みつけられず
増ふえては減へる未来あとにむけて
ブリキの銃じゅう定さだめている
「あれもいいな」と
「これもいいな」と
もはや何なんでもいいと
迷まよい彩いろどり 描えがいた色いろは
描写すけっちさえできない 絵えに変かわる
さらば この胸むね こぼれ出だす感情かんじょう
「そら見みたこと」と
笑わらう空そら 睨にらみつけ
はかない声こえに 「本当ほんとう」は隠かくれてる
そうさ誰だれだって 胸むねの中なか 迷彩めいさい模様もよう
西にしへ東ひがしへ もたれる雲くもが
まだらに伸のびるように
迷まよい彩いろどり 描えがいた色いろは
真似まねなど出来できない道みちに変かわる
腹はらから漏もれた 「本当ほんとう」は滲にじんで
ほら霞かすんでく 夜明よあけ前まえ 月つきのよう
だせない声こえに 本音ほんねは埋うまってる
そうさ誰だれだって
まどろみの迷彩めいさい模様もよう
生乾namagawaきのkino雲kumoのno下shitaでde
草kusaのようにnoyouni風kazeにni揺yuれるreru
かぁかぁkaakaa鳴naくku頭atamaのno上ue
黒kuroいi鳥toriがga空soraをwo埋uめるmeru
吹fuけばkeba散chiらばるrabaru 悩nayaみのmino種taneはha
いまだimada蕾tsubomiのままさnomamasa
甘amaいi声koeにni誘惑yuuwakuされsare
自分jibunらしさrashisa見miつけられずtsukerarezu
増fuえてはeteha減heるru未来atoにむけてnimukete
ブリキburikiのno銃juu定sadaめているmeteiru
「あれもいいなaremoiina」とto
「これもいいなkoremoiina」とto
もはやmohaya何nanでもいいとdemoiito
迷mayoいi彩irodoりri 描egaいたita色iroはha
描写suketchiさえできないsaedekinai 絵eにni変kaわるwaru
さらばsaraba このkono胸mune こぼれkobore出daすsu感情kanjou
「そらsora見miたことtakoto」とto
笑waraうu空sora 睨niraみつけmitsuke
はかないhakanai声koeにni 「本当hontou」はha隠kakuれてるreteru
そうさsousa誰dareだってdatte 胸muneのno中naka 迷彩meisai模様moyou
西nishiへhe東higashiへhe もたれるmotareru雲kumoがga
まだらにmadarani伸noびるようにbiruyouni
迷mayoいi彩irodoりri 描egaいたita色iroはha
真似maneなどnado出来dekiないnai道michiにni変kaわるwaru
腹haraからkara漏moれたreta 「本当hontou」はha滲nijiんでnde
ほらhora霞kasuんでくndeku 夜明yoaけke前mae 月tsukiのようnoyou
だせないdasenai声koeにni 本音honneはha埋uまってるmatteru
そうさsousa誰dareだってdatte
まどろみのmadoromino迷彩meisai模様moyou