うつむきがちに 私わたしは
掌てのひらを見みつめてる
自分じぶんの人生じんせいを見みつめている
つかみそこねた愛あいを
指ゆびでそっとたどって
ためらいに疲つかれて ため息いきつく
今いまより少すこしでいいから 勇気ゆうきがあれば
あなたのあたたかい指ゆびを 離はなさずにすんだのに
ありきたりの別わかれなど しなくてすんだのにと
流ながした涙なみだの数かずを
指折ゆびおりかぞえみる
ついてるついてないとかぞえてみる
いつの間まにか私わたしの
悲かなしみの数かずの方ほうが
自分じぶんの年としよりも増ふえてしまった
掌てのひらを鏡かがみに写うつし さよならと云いってみる
いつもと同おなじ笑顔えがおで こうして別わかれた
そしていつもこの涙なみだを拭ぬぐうのも私わたしの手て
うつむきがちにutsumukigachini 私watashiはha
掌tenohiraをwo見miつめてるtsumeteru
自分jibunのno人生jinseiをwo見miつめているtsumeteiru
つかみそこねたtsukamisokoneta愛aiをwo
指yubiでそっとたどってdesottotadotte
ためらいにtameraini疲tsukaれてrete ためtame息ikiつくtsuku
今imaよりyori少sukoしでいいからshideiikara 勇気yuukiがあればgaareba
あなたのあたたかいanatanoatatakai指yubiをwo 離hanaさずにすんだのにsazunisundanoni
ありきたりのarikitarino別wakaれなどrenado しなくてすんだのにとshinakutesundanonito
流nagaしたshita涙namidaのno数kazuをwo
指折yubioりかぞえみるrikazoemiru
ついてるついてないとかぞえてみるtsuiterutsuitenaitokazoetemiru
いつのitsuno間maにかnika私watashiのno
悲kanaしみのshimino数kazuのno方houがga
自分jibunのno年toshiよりもyorimo増fuえてしまったeteshimatta
掌tenohiraをwo鏡kagamiにni写utsuしshi さよならとsayonarato云iってみるttemiru
いつもとitsumoto同onaじji笑顔egaoでde こうしてkoushite別wakaれたreta
そしていつもこのsoshiteitsumokono涙namidaをwo拭nuguうのもunomo私watashiのno手te