生うまれた時ときに僕ぼくには
その小ちいさな小ちいさな掌てのひらに
大切たいせつそうに握にぎりしめてきたものがある
生うまれた時ときに僕ぼくは
この小ちいさな小ちいさな体からだよりも
ずっと大おおきな宝物たからものを抱だきしめて来きた
右手みぎてには永遠えいえんの未来みらい
左手ひだりてには無限むげんの希望きぼう
心こころは透すき通とおって愛あいは
果はてしなく深ふかく
いつかしらぬ間まに
僕ぼくの掌てのひらはこんなに
いつか大おおきく育そだったけれど
握にぎりしめたものは何故なぜか小ちいさくしぼんでしまった
生うまれた時ときに誰だれもが
抱だきしめてきた宝物たからものがある
使つかえば使つかうほどに増ふえてゆく不思議ふしぎで大切たいせつなもの
右手みぎてには溢あふれる元気げんき
左手ひだりてには強つよい勇気ゆうき
たった一度いちどの人生じんせい
たった一度いちどだけの
いつかしらぬ間まに
僕ぼくの掌てのひらは既すでに
とても汚よごれてしまったけれど
あと少すこしだけほんの一寸ちょっとだけ頑張がんばってみようかな
仮かりに来年らいねんの春はるに僕ぼくの
生命いのちが尽つきると判わかっても
その次つぎの春はるに咲さく花はなを
明日あした植うえるように
生いきてゆきたいと
生うまれた時ときに僕ぼくには
その小ちいさな小ちいさな掌てのひらに
大切たいせつそうに握にぎりしめてきたものがある……
生uまれたmareta時tokiにni僕bokuにはniha
そのsono小chiiさなsana小chiiさなsana掌tenohiraにni
大切taisetsuそうにsouni握nigiりしめてきたものがあるrishimetekitamonogaaru
生uまれたmareta時tokiにni僕bokuはha
このkono小chiiさなsana小chiiさなsana体karadaよりもyorimo
ずっとzutto大ooきなkina宝物takaramonoをwo抱daきしめてkishimete来kiたta
右手migiteにはniha永遠eienのno未来mirai
左手hidariteにはniha無限mugenのno希望kibou
心kokoroはha透suきki通tooってtte愛aiはha
果haてしなくteshinaku深fukaくku
いつかしらぬitsukashiranu間maにni
僕bokuのno掌tenohiraはこんなにhakonnani
いつかitsuka大ooきくkiku育sodaったけれどttakeredo
握nigiりしめたものはrishimetamonoha何故nazeかka小chiiさくしぼんでしまったsakushibondeshimatta
生uまれたmareta時tokiにni誰dareもがmoga
抱daきしめてきたkishimetekita宝物takaramonoがあるgaaru
使tsukaえばeba使tsukaうほどにuhodoni増fuえてゆくeteyuku不思議fushigiでde大切taisetsuなものnamono
右手migiteにはniha溢afuれるreru元気genki
左手hidariteにはniha強tsuyoいi勇気yuuki
たったtatta一度ichidoのno人生jinsei
たったtatta一度ichidoだけのdakeno
いつかしらぬitsukashiranu間maにni
僕bokuのno掌tenohiraはha既sudeにni
とてもtotemo汚yogoれてしまったけれどreteshimattakeredo
あとato少sukoしだけほんのshidakehonno一寸chottoだけdake頑張ganbaってみようかなttemiyoukana
仮kariにni来年rainenのno春haruにni僕bokuのno
生命inochiがga尽tsuきるとkiruto判wakaってもttemo
そのsono次tsugiのno春haruにni咲saくku花hanaをwo
明日ashita植uえるようにeruyouni
生iきてゆきたいとkiteyukitaito
生uまれたmareta時tokiにni僕bokuにはniha
そのsono小chiiさなsana小chiiさなsana掌tenohiraにni
大切taisetsuそうにsouni握nigiりしめてきたものがあるrishimetekitamonogaaru……