忘わすれられない ひとがいる
青春せいしゅんのきらめきの彼方かなたに
その人ひとは 季節きせつはずれの薔薇ばらのように
今いまも鮮あざやかに密ひそやかに咲さいてる
たとえば ああ 雨あめの中なかを濡ぬれて歩あるいた
そのひとの泣なき顔がおの ストップモーション
おそらく ああ 一杯いっぱいのスープ分わけ合あうような
ささやかなぬくもり 求もとめ合あう恋こいだった
別わかれの理由りゆうを思おもい出だせない
あれ程ほど 熱あつい恋こいも知しらない
その人ひとが 仮かりに僕ぼくを忘わすれても
あの恋こいを忘わすれることはないだろう
たとえば ああ 雨あめの中なかで愛あいと憎にくしみが
激はげしく抱だきあっていた ストップモーション
おそらく ああ 傷きずつけ乍ながら いたわりあった
哀かなしいくらい倖しあわせな恋こいだった
忘わすれられない ひとがいる
青春せいしゅんのきらめきの彼方かなたに
その人ひとも どこかで僕ぼくのことを
ふと こんな風ふうに思おもい出だすだろうか
たとえば ああ 雨あめの夜よると淋さびしい午後ごごは
甘あまく痛いたむ恋こいの ストップモーション
おそらく ああ 君きみという名なの愛いとしい花はなは
僕ぼくの中なかで もう枯かれることはない
ああ 雨あめの夜よると淋さびしい午後ごごは
君きみという名なの花はなが咲さく季節シーズン
ああ 雨あめの夜よると淋さびしい午後ごごは……
忘wasuれられないrerarenai ひとがいるhitogairu
青春seisyunのきらめきのnokiramekino彼方kanataにni
そのsono人hitoはha 季節kisetsuはずれのhazureno薔薇baraのようにnoyouni
今imaもmo鮮azaやかにyakani密hisoやかにyakani咲saいてるiteru
たとえばtatoeba ああaa 雨ameのno中nakaをwo濡nuれてrete歩aruいたita
そのひとのsonohitono泣naきki顔gaoのno ストップモsutoppumoーションsyon
おそらくosoraku ああaa 一杯ippaiのnoスsuープpu分waけke合aうようなuyouna
ささやかなぬくもりsasayakananukumori 求motoめme合aうu恋koiだったdatta
別wakaれのreno理由riyuuをwo思omoいi出daせないsenai
あれare程hodo 熱atsuいi恋koiもmo知shiらないranai
そのsono人hitoがga 仮kariにni僕bokuをwo忘wasuれてもretemo
あのano恋koiをwo忘wasuれることはないだろうrerukotohanaidarou
たとえばtatoeba ああaa 雨ameのno中nakaでde愛aiとto憎nikuしみがshimiga
激hageしくshiku抱daきあっていたkiatteita ストップモsutoppumoーションsyon
おそらくosoraku ああaa 傷kizuつけtsuke乍nagaらra いたわりあったitawariatta
哀kanaしいくらいshiikurai倖shiawaせなsena恋koiだったdatta
忘wasuれられないrerarenai ひとがいるhitogairu
青春seisyunのきらめきのnokiramekino彼方kanataにni
そのsono人hitoもmo どこかでdokokade僕bokuのことをnokotowo
ふとfuto こんなkonna風fuuにni思omoいi出daすだろうかsudarouka
たとえばtatoeba ああaa 雨ameのno夜yoruとto淋sabiしいshii午後gogoはha
甘amaくku痛itaむmu恋koiのno ストップモsutoppumoーションsyon
おそらくosoraku ああaa 君kimiというtoiu名naのno愛itoしいshii花hanaはha
僕bokuのno中nakaでde もうmou枯kaれることはないrerukotohanai
ああaa 雨ameのno夜yoruとto淋sabiしいshii午後gogoはha
君kimiというtoiu名naのno花hanaがga咲saくku季節shîzun
ああaa 雨ameのno夜yoruとto淋sabiしいshii午後gogoはha……