よみ:いちょうちりやまず
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春はる未いまだ浅あさき如月きさらぎの 望月もちづきの頃ころ君きみ逝いけり
来きたれば還かえる生命せいめいにて 何なんぞ悲かなしむ事ことやある
あの戦たたかいを終ついへし折おり 我われをば共ともに誘さそいひて
君きみが故郷こきょうに帰かえりしが 我わが青春せいしゅんの始はじめにて
思おもへば君きみが妹いもうとの 吾わが子この母ははとなりてより
兄弟きょうだいの契ちぎりもて 爾来じらい過すごせし半世紀はんせいき
共ともに誇ほこりし不器用ぶきようの 生活くらしは楽らくにあらねども
吾俺わいおいのまた管くだ鮑かんぽうの 友ともよ君きみの名なを呼よべば
桜さくら 散ちりやまず
春風はるかぜ 黄砂こうさ 舞まいやまず
我わが涙なみだ 流ながれてやまず
桜さくら 散ちりやまず
奇くしくも八月はちがつ十五日じゅうごにち 君きみの御影みえいを吾わが子こらと
精霊船しゃうらぶねに花火はなびもて 送おくる事こととは思おもはざり
君きみ旅立たびだちし港こうより 敬礼けいれいをもて老兵ろうへいの
送おくりし心こころ届とどきしや 君きみ終戦しゅうせんを迎むかえへしや
時とき待またずして秋あきとなり 我われのみ歳としを加かへたり
未まだ独ひとり我われ戦場せんじょうに 立たつ老木ろうぼくの心地ここちなり
共ともに笑わらひし不器用ぶきようの 青春せいしゅん遥はるか遠どおけれど
嗚呼ああ 兄弟きょうだいよ君きみの名なを 誇ほこりもて語かたる時とき
銀杏いちょう 散ちりやまず
秋風あきかぜ 紅葉こうよう 舞まいやまず
我わが思おもひ あふれてやまず
銀杏いちょう 散ちりやまず
銀杏いちょう 散ちりやまず
秋風あきかぜ 紅葉こうよう 舞まいやまず
我わが涙なみだ あふれてやまず
銀杏いちょう 散ちりやまず
来きたれば還かえる生命せいめいにて 何なんぞ悲かなしむ事ことやある
あの戦たたかいを終ついへし折おり 我われをば共ともに誘さそいひて
君きみが故郷こきょうに帰かえりしが 我わが青春せいしゅんの始はじめにて
思おもへば君きみが妹いもうとの 吾わが子この母ははとなりてより
兄弟きょうだいの契ちぎりもて 爾来じらい過すごせし半世紀はんせいき
共ともに誇ほこりし不器用ぶきようの 生活くらしは楽らくにあらねども
吾俺わいおいのまた管くだ鮑かんぽうの 友ともよ君きみの名なを呼よべば
桜さくら 散ちりやまず
春風はるかぜ 黄砂こうさ 舞まいやまず
我わが涙なみだ 流ながれてやまず
桜さくら 散ちりやまず
奇くしくも八月はちがつ十五日じゅうごにち 君きみの御影みえいを吾わが子こらと
精霊船しゃうらぶねに花火はなびもて 送おくる事こととは思おもはざり
君きみ旅立たびだちし港こうより 敬礼けいれいをもて老兵ろうへいの
送おくりし心こころ届とどきしや 君きみ終戦しゅうせんを迎むかえへしや
時とき待またずして秋あきとなり 我われのみ歳としを加かへたり
未まだ独ひとり我われ戦場せんじょうに 立たつ老木ろうぼくの心地ここちなり
共ともに笑わらひし不器用ぶきようの 青春せいしゅん遥はるか遠どおけれど
嗚呼ああ 兄弟きょうだいよ君きみの名なを 誇ほこりもて語かたる時とき
銀杏いちょう 散ちりやまず
秋風あきかぜ 紅葉こうよう 舞まいやまず
我わが思おもひ あふれてやまず
銀杏いちょう 散ちりやまず
銀杏いちょう 散ちりやまず
秋風あきかぜ 紅葉こうよう 舞まいやまず
我わが涙なみだ あふれてやまず
銀杏いちょう 散ちりやまず