路面ろめん電車でんしゃの窓まどから
想おもい出でが風かぜの様ように おだやかに吹ふいてくる
海風うみかぜを孕はらんだ あじさい色いろの空そら
君きみを愛あいして過すごしたこの町まち
停車場ていしゃじょうを幾いくつか数かぞえて
やがてゆるやかなカーブ かすかに車輪しゃりんが軋きしんで
気きづかぬうちにポイントを乗のり換かえていた
あの時ときもあとで乗のり違ちがえたことに気きづいた
長崎ながさきBREEZE 優やさしすぎる風かぜが
長崎ながさきBREEZE あの日ひも吹ふいていた
沖おきをゆく船せんの窓まどのきらめきに
軽かるいめまいを感かんじ
最后さいごの言葉ことばをききとれなかった
待またせるのはいつでも僕ぼくで
南山手みなみやまて坂さかの途中とちゅう 赤煉瓦あかれんがの小ちいさな店みせ
ステンドグラスの窓辺まどべで君きみはいつも微笑ほほえんだ
来くると信しんじた人ひとを待まつなら辛つらくないわ
お互たがいの愛あいの形かたちが
本当ほんとうは初はじめから少すこしだけ違ちがっていたんだろう
丁度ちょうど子供こどもがシャツの釦ぼたんのひとつ目めを違ちがえて
最后さいごになって気きづく様ようにね
長崎ながさきBREEZE 待まち疲つかれるなんて
長崎ながさきBREEZE 思おもいもしなかった
喜よろこびと悲かなしみは隣となりあわせ
愛あいと憎にくしみは背中せなかあわせ
そんなことにも気きづかずにいたあの頃ころ
長崎ながさきBREEZE 過すぎ去さった季節きせつは
長崎ながさきBREEZE 全すべてが美うつくしい
君きみに良よく似にた子供こどもの手てを引ひいた
君きみに良よく似にたひとと
坂道さかみちで今いますれ違ちがった
長崎ながさきBREEZE 優やさしすぎる風かぜが
長崎ながさきBREEZE あの日ひも吹ふいていた
路面romen電車densyaのno窓madoからkara
想omoいi出deがga風kazeのno様youにni おだやかにodayakani吹fuいてくるitekuru
海風umikazeをwo孕haraんだnda あじさいajisai色iroのno空sora
君kimiをwo愛aiしてshite過suごしたこのgoshitakono町machi
停車場teisyajouをwo幾ikuつかtsuka数kazoえてete
やがてゆるやかなyagateyuruyakanaカkaーブbu かすかにkasukani車輪syarinがga軋kishiんでnde
気kiづかぬうちにdukanuuchiniポイントpointoをwo乗noりri換kaえていたeteita
あのano時tokiもあとでmoatode乗noりri違chigaえたことにetakotoni気kiづいたduita
長崎nagasakiBREEZE 優yasaしすぎるshisugiru風kazeがga
長崎nagasakiBREEZE あのano日hiもmo吹fuいていたiteita
沖okiをゆくwoyuku船senのno窓madoのきらめきにnokiramekini
軽karuいめまいをimemaiwo感kanじji
最后saigoのno言葉kotobaをききとれなかったwokikitorenakatta
待maたせるのはいつでもtaserunohaitsudemo僕bokuでde
南山手minamiyamate坂sakaのno途中tochuu 赤煉瓦akarengaのno小chiiさなsana店mise
ステンドグラスsutendogurasuのno窓辺madobeでde君kimiはいつもhaitsumo微笑hohoeんだnda
来kuるとruto信shinじたjita人hitoをwo待maつならtsunara辛tsuraくないわkunaiwa
おo互tagaいのino愛aiのno形katachiがga
本当hontouはha初hajiめからmekara少sukoしだけshidake違chigaっていたんだろうtteitandarou
丁度choudo子供kodomoがgaシャツsyatsuのno釦botanのひとつnohitotsu目meをwo違chigaえてete
最后saigoになってninatte気kiづくduku様youにねnine
長崎nagasakiBREEZE 待maちchi疲tsukaれるなんてrerunante
長崎nagasakiBREEZE 思omoいもしなかったimoshinakatta
喜yorokoびとbito悲kanaしみはshimiha隣tonariあわせawase
愛aiとto憎nikuしみはshimiha背中senakaあわせawase
そんなことにもsonnakotonimo気kiづかずにいたあのdukazuniitaano頃koro
長崎nagasakiBREEZE 過suぎgi去saったtta季節kisetsuはha
長崎nagasakiBREEZE 全subeてがtega美utsukuしいshii
君kimiにni良yoくku似niたta子供kodomoのno手teをwo引hiいたita
君kimiにni良yoくku似niたひととtahitoto
坂道sakamichiでde今imaすれsure違chigaったtta
長崎nagasakiBREEZE 優yasaしすぎるshisugiru風kazeがga
長崎nagasakiBREEZE あのano日hiもmo吹fuいていたiteita