大人ごっこ 歌詞 緑黄色社会 ふりがな付

明日あしたになればこの夢ゆめは醒さめてしまうの
バスタブの泡あわは多おお過すぎて溢あふれる

黒くろいシャツが揺ゆれてる
靡なびく風かぜも含ふくめてよく似合にあってるね
知しらない街まちに2人ふたりぼっちだ

アルコールがかけた魔法まほう
解とける前まえにその手てに触ふれてしまいたい
なのにまだとぼけていたい

言葉ことばにしなくちゃ届とどかないけど
言葉ことばにしたら失うしなうものもあるよ
「あのね…」
また言いえなかった

明日あしたになればこの夢ゆめは醒さめてしまうの
バスタブの泡あわは多おお過すぎて溢あふれる
臆病おくびょうが身みに付ついて
明日あしたの夢ゆめさえ作つくれない
まだまだまだまだこのままがいい

黒くろいシャツのその向むこう
今いま鏡きょうに映うつして確たしかめたい
舞まい上あがって私わたし 馬鹿ばかみたい

近付ちかづく度たびに離はなれちゃいそうで
壊こわれないように後うしろを気きにしていた
「あのね…」
ああ 言いいたかった

ガラス窓まどに映うつったあなたが曇くもって消きえてゆく
誤魔化ごまかしがきかないくらい胸むねがつぶれる
気付きづかれないようにと
可愛かわいげのない顔かおしてる
まだまだまだまだこのままがいい

「自分じぶんにないものをあなたはたくさん持もってる」
あなたもそう言いっていたね
ふたりはまるで別べつの生いき物もののようで
結末けつまつはもう分わかっていた

明日あしたになればこの夢ゆめは醒さめてしまうの
バスタブの泡あわが焼やき付ついて離はなれない
臆病おくびょうが身みに付ついて
明日あしたの夢ゆめさえ作つくれない
まだまだまだまだこのままがいい