ゆく夏なつに 名な残ごる暑あつさは
夕焼ゆうやけを吸すって燃もえ立たつ葉鶏頭はげいとう
秋風あきかぜの心細こころぼそさは コスモス
何なにもかも捨すてたい恋こいがあったのに
不安ふあんな夢ゆめがあったのに
いつかしら 時ときのどこかへ置おき去ざり
空色そらいろは水色みずいろに 茜あかねは紅べにに
やがて来くる淋さびしい季節きせつが恋人こいびとなの
丘おかの上うえ 銀河ぎんがの降おりるグラウンドに
子こどもの声こえは犬いぬの名なをくりかえし
ふもとの町まちへ帰かえる
藍色あいいろは群青ぐんじょうに 薄暮はくぼは紫むらさきに
ふるさとは深ふかいしじまに輝かがやきだす
輝かがやきだす
ゆくyuku夏natsuにni 名na残goるru暑atsuさはsaha
夕焼yuuyaけをkewo吸suってtte燃moえe立taつtsu葉鶏頭hageitou
秋風akikazeのno心細kokorobosoさはsaha コスモスkosumosu
何naniもかもmokamo捨suてたいtetai恋koiがあったのにgaattanoni
不安fuanなna夢yumeがあったのにgaattanoni
いつかしらitsukashira 時tokiのどこかへnodokokahe置oきki去zaりri
空色sorairoはha水色mizuiroにni 茜akaneはha紅beniにni
やがてyagate来kuるru淋sabiしいshii季節kisetsuがga恋人koibitoなのnano
丘okaのno上ue 銀河gingaのno降oりるriruグラウンドguraundoにni
子koどものdomono声koeはha犬inuのno名naをくりかえしwokurikaeshi
ふもとのfumotono町machiへhe帰kaeるru
藍色aiiroはha群青gunjouにni 薄暮hakuboはha紫murasakiにni
ふるさとはfurusatoha深fukaいしじまにishijimani輝kagayaきだすkidasu
輝kagayaきだすkidasu