義理ぎりあるひとに 背せを向むけて
別わかれてきたと 君きみは泣なく
雨あめがふるふる 天文館てんもんかん通つうの
青あおいランプに 身みをよせりゃ
ああ 悲恋ひれんの旅たびの ドラが鳴なる
信しんじていたよ この胸むねに
いつかは帰かえる 女おんなだった
肩かたへ廻まわした 男おとこの腕うでに
ぐっと力ちからを いれながら
ああ 仰あおげば燃もえる 桜島さくらじま
いままで泣ないた かなしみは
かならず俺おれが とりかえす
やがて出船でふねの 合図あいずはあるが
故郷こきょうで待まてよと ささやけば
ああ 錦江湾きんこうわんに 陽ひがのぼる
義理giriあるひとにaruhitoni 背seをwo向muけてkete
別wakaれてきたとretekitato 君kimiはha泣naくku
雨ameがふるふるgafurufuru 天文館tenmonkan通tsuuのno
青aoいiランプranpuにni 身miをよせりゃwoyoserya
ああaa 悲恋hirenのno旅tabiのno ドラdoraがga鳴naるru
信shinじていたよjiteitayo このkono胸muneにni
いつかはitsukaha帰kaeるru 女onnaだったdatta
肩kataへhe廻mawaしたshita 男otokoのno腕udeにni
ぐっとgutto力chikaraをwo いれながらirenagara
ああaa 仰aoげばgeba燃moえるeru 桜島sakurajima
いままでimamade泣naいたita かなしみはkanashimiha
かならずkanarazu俺oreがga とりかえすtorikaesu
やがてyagate出船defuneのno 合図aizuはあるがhaaruga
故郷kokyouでde待maてよとteyoto ささやけばsasayakeba
ああaa 錦江湾kinkouwanにni 陽hiがのぼるganoboru