全て身に覚えのある痛みだろう? 歌詞 竹原ピストル ふりがな付

見みわたす限かぎりに広ひろがる明日あしたに
溺おぼれかけては呼吸こきゅうをこがして
やっと手てに入いれたものは一体いったいなんだった?
何なんでもなくてもちゃんと歌うたにしようぜ

そちらから見みれば登のぼり坂ざか
こちらから見みれば下くだり坂ざか
分わかち合あう気きなんてさらさらないし
今いまはまだそれぞれで傾かたむいていようぜ

降ふり積つもる雪ゆきの胸元むなもとに
しのばせてきたぼくらの旅たびが
この街まちの春はるをそっと汚けがすのさ
全すべて身みに覚おぼえのある痛いたみだろう?

どんなにくすんで映うつっているとしても
心配しんぱいするなよ 変かわったのはぼくの方ほうさ

どんなにまぶしく映うつっているとしても
心配しんぱいするなよ 変かわったのはぼくの方ほうさ

自転車じてんしゃのようで
実じつは二台にだいの一輪車いちりんしゃ
またいつかこうして落おち合あおう
ふらふらとおぼつかないままに

降ふり積つもる雪ゆきの胸元むなもとに
忍しのばせてきたぼくらの旅たびが
この街まちの春はるをそっと汚けがすのさ
全すべて身みに覚おぼえのある痛いたみだろう?

全すべて身みに覚おぼえのある痛いたみだろう?