おまじない 歌詞 LAMP IN TERREN ふりがな付

お気きに入いりの靴くつを履はく日ひは
いつも雨あめが降ふってしまう
心こころまでずぶ濡ぬれの姿すがたで
君きみに会あいに行いく

ひとつめ は 僕ぼくのため
もうずっと言いえずにいたんだ
正直しょうじきな僕ぼくなんていないのかも
僕ぼくにも見みえない

色いろを身みに纏まとって
世界せかいに溶とけ込こむように
硬かたく紐ひもを結むすぶように

着飾きかざっていても 全すべては
僕ぼくらしくあるため使つかう まじない
嘘うそなんてひとつもない
ただ僕ぼくは色いろを選えらんだ
袖そでを通とおす時ときはいつも
なりたい自分じぶんに出会であうための
おまじないを使つかえる

ふたつめは 君きみに使つかおう
なんて大おおきな世話せわだろうか
君きみらしいものが何なにかは知しらない
だけど 言葉ことばにしよう

荷物にもつにならぬように
逸それてしまわぬように
ふたりだけの目印めじるし

優やさしさなんて本当ほんとうは
自分じぶん以外いがいの誰だれのためでもない
時ときには嘘うそにもなる
でも僕ぼくは君きみに使つかう
ほんの少すこし僕ぼくのため
君きみに笑わらってもらうための
おまじないを使つかえる

お気きに入いりの靴くつを履はく日ひは
いつも雨あめが降ふってしまう
それでも心こころから望のぞむ姿すがたで
君きみに会あいに行いく

みっつ
僕ぼくがひとりのままでは使つかえないもの
君きみにも近付ちかづいてきてほしい
手ては離はなさないでね

ほどけてしまう日ひも
また結むすび直なおせばいい
僕ぼくらが望のぞむなら
ふたりきりで唱となえる
おまじない

消きえない想おもいの全すべてを
乗のせて君きみとだけ使つかう まじない
嘘うそなんてひとつもない
ただ僕ぼくは君きみと出会であった
同おなじように見付みつけてくれた
君きみと未来みらいに出会であうために
いつまでも唱となえる

おまじないを唱となえる