生うまれたままじゃ生いきてくのに不便ふべんで
数かぞえきれない物ものや人ひとに染そまってゆく
もともとの色いろが見みえなくなった事ことも
忘わすれるくらい何度なんども繰くり返かえし
本当ほんとうの自分じぶんはどこにいるんだ
僕ぼくらしいって何色なにいろなんだ
足たして混まぜて出来できたものが
綺麗きれいな色いろじゃなくても
あの家いえの屋根やねに登のぼったところで
見渡みわたせるのはせいぜい隣町となりまちくらいで
もっと高たかいとこに登のぼらなきゃ見みえないのかな
一人ひとりひとつずつもらえるわけじゃないのか
本当ほんとうの自分じぶんはどこにいるんだ
しかめっ面つらで迷まよいながら
長ながい事探ことさがしてるけど
誰だれかが隠かくしているのかい
格好悪かっこうわるい思おもい出でと忘わすれたくない時間じかん
同おなじ絵えの具ぐで描かいているだけじゃなく
どこか似にてるよ
自分じぶんらしさなんてきっと
思おもいついたり流ながされたり
探さがし続つづけて歩あるいたその
足跡あしあとの話はなしだから
本当ほんとうの自分じぶんはここにいるんだ
今いままでにこれからを重かさねて
赤あかも黄色きいろも青あおも全部ぜんぶ
混まぜて僕ぼくだけの色いろを
生uまれたままじゃmaretamamaja生iきてくのにkitekunoni不便fubenでde
数kazoえきれないekirenai物monoやya人hitoにni染soまってゆくmatteyuku
もともとのmotomotono色iroがga見miえなくなったenakunatta事kotoもmo
忘wasuれるくらいrerukurai何度nandoもmo繰kuりri返kaeしshi
本当hontouのno自分jibunはどこにいるんだhadokoniirunda
僕bokuらしいってrashiitte何色naniiroなんだnanda
足taしてshite混maぜてzete出来dekiたものがtamonoga
綺麗kireiなna色iroじゃなくてもjanakutemo
あのano家ieのno屋根yaneにni登noboったところでttatokorode
見渡miwataせるのはせいぜいserunohaseizei隣町tonarimachiくらいでkuraide
もっとmotto高takaいとこにitokoni登noboらなきゃranakya見miえないのかなenainokana
一人hitoriひとつずつもらえるわけじゃないのかhitotsuzutsumoraeruwakejanainoka
本当hontouのno自分jibunはどこにいるんだhadokoniirunda
しかめっshikamextu面tsuraでde迷mayoいながらinagara
長nagaいi事探kotosagaしてるけどshiterukedo
誰dareかがkaga隠kakuしているのかいshiteirunokai
格好悪kakkouwaruいi思omoいi出deとto忘wasuれたくないretakunai時間jikan
同onaじji絵eのno具guでde描kaいているだけじゃなくiteirudakejanaku
どこかdokoka似niてるよteruyo
自分jibunらしさなんてきっとrashisanantekitto
思omoいついたりitsuitari流nagaされたりsaretari
探sagaしshi続tsuduけてkete歩aruいたそのitasono
足跡ashiatoのno話hanashiだからdakara
本当hontouのno自分jibunはここにいるんだhakokoniirunda
今imaまでにこれからをmadenikorekarawo重kasaねてnete
赤akaもmo黄色kiiroもmo青aoもmo全部zenbu
混maぜてzete僕bokuだけのdakeno色iroをwo