倖しあわせ続つづくと 信しんじてた
ひび割われ砕くだけた この心こころ
淋さみしさ逃のがれて 旅たびしてみても
酒さけを飲のんでも 埋うまらない
夜空よぞらを染そめる 火花ひばなの中なかに
おまえが浮うかぶ 恋こい花火はなび
着慣きなれぬ浴衣ゆかたに 帯おびしめて
背中せなかにうちわを 差さした俺おれ
ほほえむおまえと 手てと手てをつなぎ
胸むねを焦こがして 見みた花火はなび
鮮あざやかすぎる 色いろとりどりの
想おもい出で今いまは 夢ゆめ花火はなび
跡形あとかた失なくした この別わかれ
自分じぶんを自分じぶんで 責せめている
二人ふたりの写真しゃしんは 残のこってないが
忘わすれられない 片かたえくぼ
おまえも俺おれと 想おもいを分わけて
見みてるだろうか 遠花火とおはなび
倖shiawaせse続tsuduくとkuto 信shinじてたjiteta
ひびhibi割waれre砕kudaけたketa このkono心kokoro
淋samiしさshisa逃nogaれてrete 旅tabiしてみてもshitemitemo
酒sakeをwo飲noんでもndemo 埋uまらないmaranai
夜空yozoraをwo染soめるmeru 火花hibanaのno中nakaにni
おまえがomaega浮uかぶkabu 恋koi花火hanabi
着慣kinaれぬrenu浴衣yukataにni 帯obiしめてshimete
背中senakaにうちわをniuchiwawo 差saしたshita俺ore
ほほえむおまえとhohoemuomaeto 手teとto手teをつなぎwotsunagi
胸muneをwo焦koがしてgashite 見miたta花火hanabi
鮮azaやかすぎるyakasugiru 色iroとりどりのtoridorino
想omoいi出de今imaはha 夢yume花火hanabi
跡形atokata失naくしたkushita このkono別wakaれre
自分jibunをwo自分jibunでde 責seめているmeteiru
二人futariのno写真syashinはha 残nokoってないがttenaiga
忘wasuれられないrerarenai 片kataえくぼekubo
おまえもomaemo俺oreとto 想omoいをiwo分waけてkete
見miてるだろうかterudarouka 遠花火toohanabi